埼玉県 草加市(そうかし)
草加市マンホール

撮影:草加市役所付近/2010.3

汚水用。綾瀬川沿いの1.5kmの松並木「草加松原」の遊歩道にある歩道橋「百代橋」が描かれているカラーマンホール蓋。

草加市役所から第二庁舎に向かう道の歩道にあるが、車で通ったのではまず見つからない。草加松原郵便局の前には、このタイプの蓋がある。

草加市マンホール

撮影:草加市高砂2丁目/2020.1

上と同デザインの耐荷重25t仕様の汚水用カラーマンホール蓋。上の蓋に比べると色が鮮やか。この蓋の近くには何枚ものカラー盤があった。

よく見ると、10年前に撮った上の蓋と違うところがあった。「百代橋」の「代」の字に余計な●がある。マンホールカードの写真にもあり、新し目の蓋には●があるようだが、何のためのものかは不明。(水道庁舎の方に尋ねても分からなかった。)

 ■ 草加市マンホールカードB ■ 取得:2020.1 伝統産業展示室『ぱりっせ』
草加市マンホール草加市マンホール 【デザインの由来】(マンホールカード裏面の文章)
「百代橋」は国指定名勝「おくのほそ道の風景地 草加松原」に架かる草加のシンボル橋です。1986(昭和61)年に完成した和風の太鼓形歩道橋で、東武スカイツリーライン獨協大学前<草加松原>駅から東に抜ける松原文化通りをまたぎ、南北に流れる綾瀬川に沿って、国指定名勝「おくのほそ道の風景地 草加松原」をつないでいます。橋名は公募の中から松尾芭蕉の『おくのほそ道』冒頭の「月日は百代の過客にして・・・」にちなんで名付けられました。“百代”は永遠を意味し、歴史的遺産である「草加松原」を市民の共有財産として末永く後世に引き継ぐとの意味を込めています。

百代橋の実物

「百代橋」は、「矢立橋」とともに、松尾芭蕉の「奥の細道」にちなんだ命名。奥の細道の序章に「月日は百代の過客にして…」、「旅立ち(千住)」の章に「これを矢立の初として…」とある。芭蕉は深川から船に乗り千住で降りた後、草加に寄っている。

マンホール蓋では橋の下が水になっているが、実物の下は松原団地駅に向かう道が通っている。また、「おくのほそ道」では「百代」は「はくたい」と読まれているが、盤面には描かれていない左側の親柱には「ひゃくたいはし」と書かれている。

草加市マンホール

撮影:草加市遊馬町付近/2009.12

上と同デザインの無彩色盤汚水用。これは市内のあちこちでよく見かける。

マウスポインタを画像に重ねると、「草加市水道庁舎」内に展示されていたカラー見本盤(2020年1月撮影)が見える。(見本盤を別ウィンドウで表示

草加市マンホール

撮影:草加市北谷2丁目/2021.3

上と同デザイン同仕様の子蓋が収まっている親子蓋。親蓋は大径で毘沙門亀甲模様。

草加市マンホール

撮影:草加市松江1丁目/2021.1

上と同デザインの汚水用小型カラー盤。

草加市マンホール

撮影:草加市遊馬町付近/2020.2

「百代橋」のハンドホールサイズのカラー盤。汚水用。

草加市マンホール

撮影:草加市遊馬町付近/2009.12

「百代橋」のミニサイズ。汚水用。

草加市マンホール

撮影:草加市松江1丁目/2021.1

上と同デザインの雨水用カラーマンホール蓋。

上部に耐荷重を示す「14」の数字。

草加市マンホール

撮影:伝統産業展示室ぱりっせ/2021.1

草加せんべいマスコット「パリポリくん」が描かれたカラープレート型の蓋。マンホールカードの座標の蓋。

上部に「共に創ろう!快適都市、草加。」の文字。パリポリくんの上には「Soka City」、せんべいには「60th」、その下には「since1958」とあるので、市制施行60周年を記念 して作られた事がわかる。

「パリポリくん」の所属は草加せんべい振興協議会、草加市で、草加市の観光大使も務める。

 ■ 草加市マンホールカードA ■ 取得:2021.1 草花宿芭蕉庵
草加市マンホール草加市マンホール 【デザインの由来】(マンホールカード裏面の文章)
市制60周年を記念して草加せんべいキャラクターであるパリポリくんがデザインされたマンホール蓋です。パリポリくんは草加市の観光大使を務める5歳の男の子。草加せんべいのルーツについては諸説ありますが、最も有名なのが「おせんさん」のエピソード。日光街道草加宿で茶屋を営んでいたおせんさん。ある日売れ残った団子の処分に困っていたところ、通りかかったお侍が「団子を捨てるのはもったいない。つぶして乾かし、焼餅として売っては」とアドバイス。早速売り出したところ大評判となり、日光街道の名物になりました。そんな縁の深い草加せんべいを今日も元気に頬張っています。
草加市マンホール

撮影:草加市遊馬町付近/2009.12

こちらはJIS規格パターン。中央に市章。「草加市水道部」と「排水室」の文字がある。

草加市の市章は、「草」の古字「艸」と「カ」を図案化したもの。

草加市マンホール

撮影:草加市遊馬町付近/2009.12

こちらは中央に市章のある仕切弁。「草加市水道部」の文字が入っている。

草加市マンホール

撮影:草加市遊馬町付近/2009.12

こちらは斜め格子の仕切弁。

草加市マンホール

撮影:草加市遊馬町付近/2009.12

こちらは管径100mmの仕切弁。

草加市マンホール

撮影:草加駅東口/2020.1

こちらは百代橋と松原を描いた防火水槽の単色カラー盤。汚水用とは違って、橋の下は道路になっている。上部に草加市章。

草加市マンホール

撮影:草加市遊馬町付近/2009.12

こちらは角形の消火栓。

 中川流域下水道(なかがわりゅういきげすいどう)
草加市マンホール

撮影:草加市谷塚上町/2020.1

中川流域下水道のマンホール蓋。デザインは投網漁。上部に「なかがわ」の文字、下部の舟の側面に「さいたまけん」の文字がある。最下部の「カワ–8」は川口幹線の8番目。

中川流域下水道は、埼玉県東部地区の11市4町(さいたま市の一部、川口市の一部、春日部市、草加市、越谷市、八潮市、三郷市、蓮田市、幸手市、吉川市、白岡市、伊奈町、宮代町、杉戸町、松伏町)から発生する下水を集め、三郷市にある中川水循環センターで処理して中川に放流している。

マウスポインタを画像に重ねると、「下水道公社中川支社」に展示されているカラー見本盤(2019年8月撮影)が見える。(見本盤を別ウィンドウで表示

草加市マンホール

撮影:草加市谷塚上町/2010.1

中川流域下水道のマンホール蓋の仕様違い。デザインは上の蓋と同じで、上部に「なかがわ」の文字、下部の舟の側面に「さいたまけん」の文字があるが、ナンバー枠は右側にあり、「カワ–7」は川口幹線の7番目。

中川流域下水道には中央幹線二期管)、中川幹線浦和幹線宮代幹線伊奈幹線岩槻幹線白岡幹線三郷幹線、川口幹線、杉戸幹線中央西幹線があり、管渠延長は約120km、処理区域人口は約140万人。

草加市マンホール

撮影:草加市栄町1丁目/2020.2

中川流域下水道のマンホール蓋の親子蓋。デザインは上の蓋と同じで、上部に「なかがわ」の文字、下部の舟の側面に「さいたまけん」の文字があるが、ナンバー枠は下方にあり、「ウラ–2–1」は浦和幹線の2番目だが、この場所には「ウラ–2–2」、「ウラ–2–3」、「ウラ–2入」の蓋もあった。

中川流域下水道には中央幹線二期管)、中川幹線、浦和幹線、宮代幹線伊奈幹線岩槻幹線白岡幹線三郷幹線川口幹線杉戸幹線中央西幹線があり、管渠延長は約120km、処理区域人口は約140万人。

草加市マンホール

撮影:草加市栄町1丁目/2020.2

上と同じ場所にあった浦和幹線「ウラ–2–2」の親子蓋。

草加市マンホール

撮影:草加市栄町1丁目/2020.2

上と同じ場所にあった浦和幹線「ウラ–2–3」のマンホール蓋。

草加市マンホール

撮影:草加市栄町1丁目/2020.2

上と同じ場所にあった浦和幹線「ウラ–2入」の蓋。

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