埼玉県 吉川市(よしかわし)
吉川市マンホール

撮影:吉川駅北口から約1km北の交差点/2017.6

1996年4月1日に市政を施行してから2016年で20年。そして市制施行20周年記念として作られたのがこのカラーマンホール蓋。設置されたのは2017年1月だそうだから、この写真の撮影が2017年6月末なのでまだ半年しか経っておらず、色鮮やかできれいだ。

盤面に描かれているのは市章とサクラと「吉川市20周年記念」の文字、「よしかわ」「おすい」の文字、そして2010年11月21日に名前が決まったイメージキャラクター「なまりん」。

吉川市マンホール

撮影:吉川駅北口/2017.6

これは上のものと同じ蓋で、違うのは場所だけ。吉川駅の北口のバス停のそばにあった。

こちらの蓋は存在がよく知られているようだが、上の蓋は吉川駅に向かう途中で偶然に見つけたもの。吉川駅南口にもあるそうだが、それ以外の場所にもあるらしい。

ところで、吉川市の花はサツキとツツジで、木はモクセイ。サクラはどちらでもない。市制施行20周年記念のイベントで「さくらまつり」というのがあったらしいが、その関係だろうか。ちなみに市の魚は制定されていない。

▼吉川駅北口の蓋。
▼最初に見つけた蓋。
 ■ 吉川市マンホールカードA ■ 取得:2021.1 吉川市役所
吉川市マンホール吉川市マンホール 【デザインの由来】(マンホールカード裏面の文章)
「吉川に来て、なまず、うなぎ食わずなかれ」と古くから言われてきた「なまずの里」吉川。河岸付近には江戸時代から続く料亭が今も軒を連ねています。本マンホール蓋は、吉川市がハタチとなった(市制施行20周年)記念に製作しました。中心になまずをモチーフにした市のイメージキャラクター「なまりん」を描き、さらに市の自慢のひとつ、約3kmにわたって500本以上の桜が続く「さくら通り」の桜をデザインしました。背景にあしらった青は、市内を流れる大場川、吉川の繁栄の土台を築いた中川、市の東部を流れる江戸川、市内を縦横に巡る水路など、切っても切れない川との関係を表しています。
吉川市マンホール

撮影:吉川市高富付近/2009.12

JIS規格パターンの汚水用。円形部に凹みがない。中央に「吉」と「川」からなる市章。

吉川市マンホール

撮影:吉川市高富付近/2009.12

民家の庭先の汚水用コンクリート蓋。

吉川市マンホール

撮影:吉川市高富付近/2009.12

こちらも汚水用と同パターンの雨水用。

吉川市マンホール

撮影:吉川市高富付近/2009.12

こちらも雨水用だが、泡の部分上のものとは穴の数以外にも文字の大きさなどの違いが見える。

吉川市マンホール

撮影:吉川市高富付近/2009.12

民家の庭先の雨水用コンクリート蓋。

吉川市マンホール

撮影:吉川市大字八子新田/2017.6

吉川市の八子新田・鍋小路地区の農業集落排水の蓋。

デザインの中心はもちろんナマズ。そして中川の屋形船も描かれている。ナマズの左右の一点鎖線は吉川市の東西を流れる江戸川と中川を表しているそうだ。

「吉川市」の上にあるのは吉川市のシンボルマーク。市章とは別にあるようだ。

吉川市マンホール

撮影:吉川市八子新田/2020.3

上と同デザインで仕様が異なる八子新田・鍋小路地区の農集排の蓋。

吉川市マンホール 撮影:吉川市八子新田/2020.1

上と同デザインの親子蓋。親蓋は亀甲模様。

吉川市マンホール

撮影:吉川市鍋小路/2021.1

上と同デザインの親子蓋だが、親蓋の地模様の亀甲が細かい。

吉川市マンホール

撮影:吉川市大字鍋小路/2020.1

上と同デザインの小型盤。

吉川市マンホール

撮影:「三輪野江小前」交差点の北西220m/2017.6

市のHPの記述を頼りに「三輪野江小学校」付近を探してみたら、さすがにオレンジ色はよく目立ち、すぐに見つかった。

デザインは汚水用マンホール葢と同じで、「消火栓」の文字は大きくはっきりしている。また、滑り止め効果を産むために、オレンジ色の地に黒いドットが加えられている。

吉川市マンホール

撮影:吉川市関/2021.1

吉川市のイメージキャラクター「なまりん」が描かれた別デザインの消火栓の蓋。▼下は「なまりん」のぬいぐるみ。
吉川市マンホール

撮影:吉川市高富付近/2009.12

住宅地の道路にあった「空気弁」

吉川市マンホール

撮影:吉川市高富付近/2009.12

上の空気弁と同じ場所にあった「仕切弁」。「なまずの里よしかわ」ということで、なまずが描かれているオリジナル仕切弁。

吉川市マンホール

撮影:吉川市大字八子新田/2020.1

こちらは「なまず」が描かれた小型の仕切弁。泡がカラフル。

吉川市マンホール

撮影:吉川市高富付近/2009.12

こちらは「なまず」が描かれたミニサイズの仕切弁。

吉川市マンホール

撮影:吉川市高富付近/2009.12

こちらもミニサイズの仕切弁だが、泡の部分が赤い。

吉川市マンホール

撮影:吉川市高富付近/2009.12

こちらもミニサイズの仕切弁だが、デザインが異なる。

吉川市マンホール

撮影:吉川市高富付近/2009.12

よくあるタイプの消火栓。「なまず」でないのが残念。

 中川流域下水道(なかがわりゅういきげすいどう)
吉川市マンホール

撮影:吉川市大字川藤/2020.1

中川流域下水道のマンホール蓋。デザインは投網漁。上部に「なかがわ」の文字、下部の舟の側面に「さいたまけん」の文字がある。最下部に「ナカ–11」で中川幹線の蓋。

中川流域下水道には中央幹線二期管)、中川幹線、浦和幹線宮代幹線伊奈幹線岩槻幹線白岡幹線三郷幹線川口幹線杉戸幹線中央西幹線があり、管渠延長は約120km、処理区域人口は約140万人。

マウスポインタを画像に重ねると、「下水道公社中川支社」に展示されているカラー見本盤(2019年8月撮影)が見える。(見本盤を別ウィンドウで表示

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