埼玉県 熊谷市(くまがやし)
2005年10月1日、熊谷市と大里郡妻沼町、同郡大里町が新設合併し、新「熊谷市」が誕生した。2007年2月13日には大里郡江南町を編入。
熊谷市マンホール

撮影:「中央交番前」交差点の北東角/2011.2

汚水用。熊谷市の市の花は「サクラ」。荒川堤は平成2年に「さくら名所100選」に選ばれている。花火は「熊谷花火大会」か。そして魚は、かなりデフォルメされているのでひと目ではわかりにくいが、熊谷市の元荒川上流にしか棲息していないという「ムサシトミヨ」。

ムサシトミヨは本庄市のマンホールに、もう少しリアルに描かれている。(ただし、本庄市のムサシトミヨはかつて棲息していた元小山川に帰ってきてほしいという願いを込めて描かれている。)

熊谷市マンホール

撮影:籠原駅付近/2018.3

上と同デザイン同仕様の蓋だが、車の通らない場所にあったためか擦り傷も錆も少ない。

▼ムサシトミヨはこんな魚(さいたま水族館にて撮影)

 ■ 熊谷市マンホールカードA ■ 取得:2020.12 熊谷市役所
熊谷市マンホール熊谷市マンホール 【デザインの由来】(マンホールカード裏面の文章)
熊谷市は、「荒川清流」をテーマに描いたこのデザインマンホール蓋を、平成8年から熊谷地区の下水道に使用しています。中央の愛らしいキャラクターは、熊谷にしか生息しないとされる「ムサシトミヨ」の親子です。ムサシトミヨは、冷たくきれいな湧き水を好み、水草の茂みに小鳥のように巣をつくって子育てをするユニークな魚です。この小さな清流のシンボルは、平成3年に「県の魚」に選定されました。また、背景に描かれているのは荒川の代表的な行事「さくら祭」と「花火大会」です。これらを色鮮やかにデザインすることで、下水道の目的の1つである水質保全の願いを表現しています。
熊谷市マンホール

撮影:熊谷市役所付近/2010.1

上と同デザインの無彩色盤。

熊谷市マンホール

撮影:熊谷市戸出/2021.2

上と同デザインだが仕様が異なる子蓋を収めた親子蓋。親蓋は円を格子状に繋いだ模様。

熊谷市マンホール

撮影:熊谷市戸出/2021.2

上と同デザインのハンドホールサイズの小型盤。

熊谷市マンホール

撮影:熊谷市新堀《にいぼり》/2021.2

上と同デザインの雨水用マンホール親子蓋。親蓋は亀甲模様。

熊谷市マンホール

撮影:「熊谷女子高前」交差点/2019.8

熊谷市HPより

ラグビーワールドカップの機運を高めるため、「ラグビー」をテーマに「ニャオざね」がラガーマンとなって大勢の観客の声援を受け見事にトライを決めた場面のゴールポストの向こう側に「グライダー」を描きました。

草むしりはしないの?

 ■ 熊谷市マンホールカードB ■ 取得:2019.8 熊谷市観光協会
熊谷市マンホール熊谷市マンホール 【デザインの由来】(マンホールカード裏面の文章)
「ラグビーワールドカップ2019日本大会」の開催を記念して作成しました。熊谷ラグビー場はラグビー専用グラウンドとして、数々の名勝負の舞台となっています。中央には熊谷市マスコットキャラクター「ニャオざね」が「ラガーニャン」となり、大勢の観客の声援を受けて見事にトライを決めているところを表現しています。また、ゴールポストの上空には、滑空時間・飛行回数日本一の妻沼グライダー滑空場から飛び立った「グライダー」が優雅に旋回しています。これらの躍動感に包まれたデザインにすることで、多くの方々に「ラグビータウン熊谷」という魅力ある街を知っていただきます。
熊谷市マンホール

撮影:熊谷女子高の歩道/2019.8

上と同デザインの無彩色盤。

熊谷市マンホール

撮影:熊谷市野原/2010.3

市章が入った野原・土塩地区の農集排の蓋。デザインは市の花「サクラ」。

熊谷市マンホール

撮影:熊谷市野原/2021.2

上と同デザイン同仕様の子蓋が収まっている野原・土塩地区農集排の親子蓋。

熊谷市マンホール

撮影:熊谷市野原/2021.2

上と同デザインの野原・土塩地区農集排の小型盤。

熊谷市マンホール

撮影:熊谷市上中条/2020.1

市章が入った日向島・八幡地区の農集排の蓋。デザインは市の花「サクラ」で、上の蓋とほぼ同じだと思うが、開閉用器具穴の周囲が若干膨らんでいる。

熊谷市マンホール

撮影:熊谷市役所付近/2010.1

市章が入った亀甲パターン。旧熊谷市から新熊谷市に引き継がれた市章は、右に「ク」、左に「マ」、全体で「谷」を表している。

熊谷市マンホール

撮影:聖天山前交差点付近/2019.12

旧妻沼町のデザインで、中央にあった妻沼町章が消えて、下部の文字が「くまがや」になっている合併後の蓋。

熊谷市マンホール

撮影:聖天山付近/2021.2

上と同デザインのハンドホールサイズの小型盤。

熊谷市マンホール

撮影:熊谷市役所付近/2010.1

管理用タグが入った消火栓。

 旧・妻沼町(めぬままち・大里郡)
熊谷市マンホール

撮影:熊谷市立妻沼西中学校付近/2010.3

平仮名の「め」の元になった漢字の「女」を図案化した町章を中央に、三方に町の花「キク」と町の木「ケヤキ」と町内にある「妻沼グライダー滑空場」をデザイン。グライダーの背景の山は群馬県の赤城山、橋は群馬県太田市とを結ぶ刀水橋だろう。

熊谷市マンホール

撮影:熊谷市妻沼/2021.2

上と同デザインの親子蓋。親蓋は円を格子状に繋いだ模様。

熊谷市マンホール

撮影:聖天山前交差点付近/2019.12

上と同デザインの汚水用カラー小型盤。

 旧・大里町(おおさとまち・大里郡)
熊谷市マンホール

撮影:熊谷市船木台4丁目付近/2010.3

「大」の形をした町章(本来の町章は「里」の文字が入っている)の外郭の中に町の鳥「ヒバリ」を、周囲に町の木「ケヤキ」の葉を5枚配したデザイン。

 旧・江南町(こうなんまち・大里郡)
熊谷市マンホール

撮影:熊谷市御正新田付近/2010.3

町の木「アカマツ」と町の鳥「キジ」を中央に、周囲に町の花「サクラ」を描いている。下部の円の中には、カタカナの「コ(左)」「ウ(上)」「ナ(下)」「ン(右)」を図案化した旧・江南町の町章。農業集落排水。

周囲のサクラの配置、内側のマツの幹の描き方が異なるものの、群馬県の甘楽町の蓋(別ウィンドウで表示)と酷似している。

熊谷市マンホール

撮影:熊谷市小江川/2021.2

上と同デザインだが仕様が異なる子蓋が収まっている親子蓋。

 荒川左岸北部流域下水道(あらかわさがんほくぶりゅういきげすいどう)
熊谷市マンホール

撮影:上之《かみの》交差点/2017.6

荒川左岸北部流域下水道は、熊谷市、行田市、鴻巣市、桶川市、北本市で発生する下水が処理の対象で、桶川市にある「元荒川水循環センター」で処理される。

元荒川幹線、熊谷幹線川里幹線吹上幹線桶川幹線の5つの幹線のうち、「モト-56」とあるこの蓋は元荒川幹線の蓋と思われる。

清流でトンボやザリガニと戯れる子供たちを描いた楽しい図柄だが、赤、橙、黄、肌色、茶、薄緑、緑、水色、青、白□に黒■を入れれば11色も使った豪華版。それにしても、下部右側の白い点2つが何なのかちょっと気にかかる。

 埼玉県・雨水(さいたまけん)
熊谷市マンホール

撮影:県営熊谷スポーツ文化公園/2011.2

県の木「ケヤキ」が描かれている。

スポーツ文化公園の西側、ラグビー場へのアプローチに並んでいる。

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