埼玉県 行田市(ぎょうだし) | |
2006年1月1日に北埼玉郡南河原村が行田市に編入合併。 | |
汚水用カラー盤。デザインは忍城《おしじょう》の御三階櫓と市の花「キク」を市の木「イチョウ」の葉が取り囲んでいる。 忍城(おしじょう)は、関東七名城の一つ。1590年の小田原征伐の際、小田原城に篭城して城主・成田氏長は留守、家臣と農民ら3,000の兵が忍城に立てこもり、石田三成率いる豊臣方の忍城攻めの包囲陣を退けたという忍城水攻めは、日本三大水攻めの一つに数えられる。 小説および映画「のぼうの城」の舞台。 |
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上と同デザインの汚水用カラー盤だが、青い輪郭や「ぎょうだ」、「おすい」の枠の処理が異なっている。上の蓋のイチョウの葉がオレンジ色なのに対して、こちらは実際のイチョウの葉の色に近い。 |
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上との違いは「合流」の文字。下は忍城址の御三階櫓。 |
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▼市役所の裏手にもカラー盤が。 |
▼左の蓋の奥には忍城址に続くこんな道があった。 |
忍城《おしじょう》と市の花「キク」と市の木「イチョウ」の葉のデザインの汚水用カラーマンホール蓋で、一番上の蓋と同じかと思ったが、青い枠の形が違うし、雲が凹部になって白く塗られ、菊の花びらや葉にも色が着いている。 |
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マンホールカードの座標の蓋。 色付けは上の蓋と似ているが、仕様は異なっている。下の蓋の色違いといっていいかもしれない。 マウスポインタを画像に重ねると、2022年11月に「マンホールサミットin所沢」で展示されていたカラー見本盤(同デザイン同仕様の汚水用)が表示される。見本盤を別ウィンドウで表示。 |
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■ 行田市マンホールカードA ■ 取得:2020.12 行田市郷土博物館 | |
【デザインの由来】(マンホールカード裏面の文章) 忍藩十万石の城下町を今に伝える忍城址のシンボル「御三階櫓」と、市の花「キク」を中央に配置し、周囲に市の木である「イチョウ」の葉を並べたデザインとなっています。忍城は、関東七名城の一つで、豊臣秀吉(石田三成)の水攻めにも落城しなかったことから「浮き城」と呼ばれています。現在の御三階櫓は1988年に再建され、行田市を代表する観光名所の一つとなっています。行田市は下水道の歴史が古く、昭和25年に埼玉県内で3番目に下水道事業に着手しました。平成に入って新たな地区を整備する際、下水道に関心を持ってもらおうと、この市民に親しみのある忍城のデザイン蓋を採用しました。 |
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これも直上の蓋と同じデザインだが、枠の色が白になり、イチョウの葉の色も薄くなっていてシックな色合い。合流用。 |
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「忍城」無彩色盤。 |
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撮影:行田市門井町1丁目/2020.1 上と同デザインの仕様違い。 |
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上と同デザインの親子蓋。親蓋は目の細かい亀甲模様。 |
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上と同デザインの小型盤。 |
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上と同デザインのハンドホールサイズの小型盤。 |
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汚水用。「行」と「田」を図案化した市章を大胆に使っている。 |
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上と同デザインの小型盤。 |
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上と同様に市章を使った蓋。 |
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撮影:JR行田駅付近/2010.1 制水弁。 |
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忍城址の御三階櫓と纏いが描かれた消火栓の蓋。 秩父鉄道行田市駅にほど近い商店街にあった。 |
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市の木「イチョウ」の葉をちりばめた消火栓の蓋。 |
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撮影:JR行田駅付近/2010.1 消火栓。 |
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行田市指定天然記念物の行田蓮(古代蓮)を描いたハンドホールの蓋。「排」の文字。 |
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行田市指定天然記念物の行田蓮(古代蓮)を描いたハンドホールの蓋。「界」の文字。 この「界」の意味は、ここから配水区域が変わっていることを示しているとのこと。(「日本マンホール蓋学会」の方に教えていただき、感謝!) |
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荒川左岸北部流域下水道(あらかわさがんほくぶりゅういきげすいどう) | |
撮影:行田市門井町1丁目/2020.1 荒川左岸北部流域下水道は、熊谷市、行田市、鴻巣市、桶川市、北本市で発生する下水が処理の対象で、桶川市にある「元荒川水循環センター」で処理される。 元荒川幹線、熊谷幹線、川里幹線、吹上幹線、桶川幹線の5つの幹線のうち、下部に「クマ-16入」とあるこの蓋は熊谷幹線の蓋のようだ。 マンホールカードに記載されたこの蓋のカラー盤はこちら。 |
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荒川左岸北部流域下水道は、熊谷市、行田市、鴻巣市、桶川市、北本市で発生する下水が処理の対象で、桶川市にある「元荒川水循環センター」で処理される。 元荒川幹線、熊谷幹線、川里幹線、吹上幹線、桶川幹線の5つの幹線のうち、右側に「クマ-16」とあるこの蓋は熊谷幹線の蓋のようだ。上の蓋の近くにあったが、ナンバーが入っている場所が異なっている。枠も銀色。 |
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