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島の北端部(牧平と鳥崎)           詳細 

 内浦から牧平へ向かう村道はやがて海岸線から離れ、長さ800mの登り坂になります。勾配も急で、自転車で登り切ろうとしても、すぐに降りて押さなければならないくらいの坂です。それでも、オオルリやキビタキ、ムシクイ類などの声に励まされながらこの坂を登り切るとやがて牧平の入り口に到着します。
 牧平の鳥見はこの入り口から始まります。春の渡りの季節なら、左右の林からヒタキやムシクイの声が聞こえてくるでしょう。畑をのぞくとホオジロ類やヒバリ類がいるかもしれません。
 ヘリポートから先は、畑の鳥見が中心になります。畑の土の上や草地に下りている鳥をじっくり探すことになりますが、畑には踏み入らないよう気をつけましょう。また、木にとまっている鳥、空を飛ぶ鳥にも注意を払う必要があります。この一帯は、春なら北へ向かう鳥、秋なら到着する鳥の空港になっていて、何が飛ぶかわかりません。
 鳥崎の展望台からは、青く澄んだ日本海が眺望できます。以前は展望台の前方の岩の上にハヤブサがよくとまるマツの木があったのですが、枯れて倒れてしまいました。それでも、展望台からは海を渡ろうと飛び立っていく鳥の群れとそれに襲いかかるハヤブサが見えることがあるので見逃せません。
内浦地区             詳細  

 定期船が着く内浦港の南西、粟島浦小中学校の裏手に畑が広がります。学校の校庭、すぐ脇の野馬公園、畑とその周りの林が観察ポイントになります。
 学校が休みの日なら、校庭に下りている鳥を見ることができます。セキレイ類、ツグミ類、アトリ類など、地面によく下りる鳥が見られます。ヤツガシラ(4月の出現率が高いようです)がいたらラッキー。ついでに隣接する野馬公園の松林ものぞいてみましょう。
 畑では、ホオジロ類やヒバリ類が期待できます。ホシムクドリやギンムクドリが入ってきたこともあります。鳥が多い年なら、畑に散在する低木にもヒタキの姿が見られますが、オオルリ、キビタキなどのヒタキ類やマミチャジナイ、クロツグミなどのツグミ類、ムシクイ類などは山側の林縁で多く見られます。あわしま牧場までの海岸線も見過ごせません。ホームグラウンドで見慣れた鳥でも、ここでは目の高さで見られるので美しい姿を堪能できます。
 畑で農作業をしている島の方は、いつも気持ちよくあいさつをしてくれます。こちらからも声をかけ、迷惑はかけないようにしたいものです。
釜谷地区

 塩釜六社神社と南側に下りたところにある畑、さっこい交流館近くの草地などが観察ポイント。
 内浦とは異なる環境なので、違う鳥が見られる可能性があります。
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東海岸

 内浦〜牧平間の海沿いの道では、あふれるようなヒタキやムシクイの声が聞こえることも。路上のツグミ類やホオジロ類、海に浮かぶ鳥にも期待。
旗崎

 海沿いの遊歩道も歩いてみましょう。岩場にも注目。
 付近には公衆トイレがありますが、この先は八ツ鉢の展望台手前までトイレはありません。
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