山口県 山口市(やまぐちし)
2005年10月1日に山口市と吉敷郡小郡町秋穂町阿知須町、佐波郡徳地町の4町とが新設合併し、第3代の山口市が発足した。2010年1月16日には阿武郡阿東町を編入。
 旧・山口市(やまぐちし)
山口市マンホール

撮影:県道204号線沿い/2011.8

山口七夕ちょうちん祭り。

山口市マンホール

撮影:県道204号線沿い/2011.8

上と同デザインの無彩色盤。

山口市マンホール

撮影:県道204号線沿い/2011.8

周防大橋と稲穂が描かれている。

山口市マンホール

撮影:山口市仁保の宮野バス停前/2011.8

山口市仁保に立ち並ぶ、KDD山口衛星通信所の巨大パラボラアンテナが描かれている。

山口市マンホール

撮影:山口市仁保の宮野バス停付近/2011.8

山口市仁保に立ち並ぶ、KDD山口衛星通信所の巨大パラボラアンテナが描かれている汚水用小型盤。

 湯田温泉地域

撮影:2011.8

湯田温泉には温泉街を中心に、よくまあこれだけと思うほど、数多くのデザインマンホールがある。型を作って樹脂を流し込む一般的なカラーマンホール蓋もあるが、プレーンな蓋の上に樹脂で作った丸いパネルを貼ったのではないかと思われる蓋が多い。その造りだとデザインの自由度が高く、1枚ものも作りやすそうで、通りごとにデザインを変えているのもここの特徴。

デザインは、湯田温泉の縁起、その主人公である白狐、当地生まれの詩人中原中也、縁のある俳人種田山頭火、たいまつ行列のある湯田温泉白狐まつりなど。

歩道ではなく車道に設置されているために損傷も見られるが、たいていの蓋は原形をとどめている。

 湯田温泉・おいでませ駅通り
山口市マンホール 山口市マンホール
山口市マンホール

「湯田温泉駅」から約400mの区間に6枚のカラー盤が設置されているが、デザインは3種。/2011.8

山口七夕ちょうちん祭りの風景1種と、白狐とSL山口号の組み合わせで図柄違いが2種類あった。

 湯田温泉・公園通り
山口市マンホール 山口市マンホール
山口市マンホール

「高田公園」前の約200m区間が「公園通り」。/2011.8

確か5枚のカラー盤があったと思うが、デザインは「湯田温泉白狐まつり」ものが2種と、多分「一の坂川」と思われる風景にホタルが飛び交っているもの1種。

 湯田温泉・えびす通り
山口市マンホール 山口市マンホール
山口市マンホール 「えびす通り」は約100mほどの短い通り。そこに、「湯田温泉白狐まつり」ものが3種、3枚。/2011.8
 湯田温泉・中也通り
山口市マンホール 山口市マンホール
山口市マンホール 山口市マンホール
中原中也は、明治40年(1907年)4月29日、山口市湯田温泉に生まれた。昭和12年(1937年)10月22日、病により、鎌倉で30年の短い生涯を閉じたが、その間、多くの詩作やランボオ詩集の翻訳などにその才能を発揮した。「中原中也記念館」が中也の生家跡に建設されている。約100mほどの「中也通り」には、いずれにも中原中也のトレードマークになっている山高帽が描かれた蓋が並んでいる。左上のデザインは、「汚れつちまつた悲しみに/今日も小雪の降りかかる」だろうか。右下は仕切弁。/2011.8
 湯田温泉・元湯通り
山口市マンホール 山口市マンホール
山口市マンホール 山口市マンホール
 湯田温泉・湯の町通り
▼昔々、湯田の権現山の麓の寺に小さな池があった。

山口市マンホール
▼その池に毎晩、傷ついた白狐がやってきて、足をつけていた。
山口市マンホール
▼この様子を見ていた寺の和尚さんが、不思議に思って池の水をすくってみると、温かい。
山口市マンホール
▼そこで池を深く掘ってみると、湯がこんこんと湧き出し、金の薬師如来像が現れた。
山口市マンホール
▼この仏像を拝んでから湯あみをすると……

山口市マンホール
▼難病も治る 「白狐の湯」として評判となり、温泉は栄えるようになったという。(湯田温泉HPより)
山口市マンホール
▼空気弁山口市マンホール ▼仕切弁山口市マンホール
 湯田温泉・ほろよい通り
山口市マンホール 山口市マンホール
▲種田山頭火の俳句「ほろほろ酔うて木の葉ふる」 ▲白狐がカラオケでデュエット
 湯田温泉・温泉通り
山口市マンホール 山口市マンホール
山口市マンホール 山口市マンホール
山口市マンホール

約200m区間の「温泉通り」には5種7枚のカラーマンホール蓋があった。その名の通り、5種ともすべて温泉が描かれている。/2011.8

温泉に入っているのはすべてキツネだが、単身あり、家族あり、老夫婦ありと、設定はいろいろ。雌雄の区別はまつげらしい。

 湯田温泉・山頭火通り
山口市マンホール 山口市マンホール
山口市マンホール

種田山頭火も愛した温泉(湯田温泉HPより)

酒と旅、そして温泉を愛した俳人・種田山頭火もまた、湯田温泉にゆかりある人物のひとりです。山頭火は防府市の生まれですが、昭和七(1932)年、小郡の「其中庵(ごちゅうあん)」に住んでからは、十二キロの道を歩いて湯田温泉に通っていたと言われています。 その後、昭和十三(1938)年には湯田前町竜泉寺の上隣に移り住み、小郡・湯田の時代に、湯田温泉のことを多く詠んだとのこと。(後略)

 湯田温泉・維新街道
山口市マンホール 山口市マンホール
 一の坂川付近
山口市マンホール

撮影:山口市後河原付近の一の坂川沿いの道/2011.8

一の坂川の流れと桜とホタル。春と夏と昼と夜が同居?

山口市マンホール

撮影:山口市後河原付近の一の坂川沿いの道/2011.8

こちらも桜とホタル。

長方形の蓋もモチーフは同じ。
▼こちらは上から見た感じ
▼本当はサクラとホタルは季節が違うような……
▼上の無彩色盤
▼上の無彩色盤
 旧・小郡町(おごおりちょう・吉敷郡)
山口市マンホール

撮影:新山口駅北口前/2011.8

SL山口号と桜に山頭火の俳句を添えて。

山口市マンホール

撮影:山口市小郡下郷のレクサスのある交差点/2011.8

周囲にはSL山口号、内側にはアメンボが描かれている。

山口市マンホール

撮影:山口市小郡下郷/2011.8

周囲にはSL山口号、内側にはアメンボが描かれている無彩色盤。

 旧・秋穂町(あいおちょう・吉敷郡)
山口市マンホール

撮影:県道25号線秋穂西/2012.1

旧・町の花「ナノハナ」 が描かれている。

 旧・阿知須町(あじすちょう・吉敷郡)
山口市マンホール

撮影:阿知須駅付近/2012.1

白壁の居蔵造の町並みが残っていて、そのなまこ壁をイメージした斜め格子の中にキンモクセイを描いている。

 旧・徳地町(とくぢちょう・佐波郡)
山口市マンホール

撮影:島地郵便局付近/2015.2

清流をイメージさせるホタルとアユが描かれている島地地区の集落排水の蓋。

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