富山県 立山町(たてやままち・中新川郡)
立山町マンホール

撮影:立山町日中/2018.4

日中・福田地区の農集排の蓋。

中央の円内に町章、その外側四方にある二重円には「ライチョウ」、さらに外側に「立山」が描かれている。周囲には「TATEYAMA」「立山町」の文字が内側に向けて書かれている。

立山町の下水道条例には、立山町で「下水道」とは「農業集落排水施設」であると書かれていた。「白岩地区」、「新瀬戸地区」、「四谷尾地区」、「千垣・芦峅寺地区」、「日中・福田地区」の5つの施設があるが、蓋のデザインは共通のようだ。

立山町マンホール

撮影:立山町日中/2018.4

日中・福田地区の農集排のハンドホールの蓋。

立山町というくらいだから立山(3,105m)はもちろん、剱岳(2,999m)、別山(2,880m)、黒部ダムや十字峡、北アルプスの鹿島槍ヶ岳(2,889m)山頂近くまで町域に含まれる。

そして立山といえばライチョウ。町の鳥は指定されていないが、立山の顔であることは間違いない。ライチョウデザインの蓋は長野県大町市、長野県木曽町(旧・三岳村)、岐阜県高山市(旧・丹生川村)、山梨県南アルプス市(旧・芦安村)にもあるが、4羽も描かれているのはここだけ。(ちょっと小さいけれど……)

4月末の立山連峰と換羽が始まったライチョウの雄(左)と雌(右)。

夏のライチョウカップル。(撮影:乗鞍岳)

蓋のライチョウを見ると、背中側が黒くお腹側が白くなっている。どうやらモデルは夏羽のようだ。左の写真は手前が雄、奥にいるのが雌。

夏の立山でも雌の写真は撮ったことがあるが、雄を見たのはは濃いガスの中だったために写真は撮れなかった。

 中新川広域行政事務組合(なかにいかわこういきぎょうせいじむくみあい)
立山町マンホール

撮影:立山町日中/2018.4

中新川広域行政事務組合の構成町村(舟橋村・上市町・立山町)の花をデザインしたハンドホールの蓋。左上に上市町「リンドウ」、右上に立山町「キク」、下に舟橋村「サツキ」が描かれている。

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