栃木県 栃木市(とちぎし)
2010年3月29日、栃木市と、下都賀郡大平町藤岡町都賀町の1市3町による合併により、新「栃木市」となり、2011年10月には上都賀郡西方町を編入した。さらに2014年4月5日には下都賀郡岩舟町も編入した。
栃木市マンホール

撮影:栃木市役所別館付近/2018.4

デザインは、旧・栃木市時代の蓋と同じ「塚田歴史伝説館」と脇を流れる巴波川《うずまがわ》。市章以外では鯉の体の模様を輪郭に変更してカラー化している。

栃木市マンホール

撮影:巴波川沿いの道/2020.8

上と同じカラー盤で、巴波川沿いに設置されたマンホールカードの座標の蓋。2年の月日で汚れもあるが、塗料が馴染んで落ち着いた色合いになっていた。

 ■ 栃木市マンホールカードA ■ 取得:2020.10 栃木市観光協会
栃木市マンホール栃木市マンホール 【デザインの由来】(マンホールカード裏面の文章)
「コイのいる街・蔵の街」をデザインしました。平成元年にデザイン蓋を製作して以来、市街地の至る所で「巴波川(うずまがわ)」と「蔵並み」と「錦ゴイ」が描かれた鉄色のマンホール蓋に出会えます。下水道整備により街なかを流れる巴波川や県庁堀の水質改善を図り、放流を続けたコイは最盛期には10万匹になったと言われています。巴波川の両岸は、江戸と結ぶ舟運で栄えた舟積問屋や豪商の蔵が並ぶ江戸時代の風情が今でも残り観光名所にとどまらず、映画やドラマのロケ地になっています。また、蔵の街遊覧船の船頭さんからは、巴波川の歴史などの話を聞くことができます。
栃木市マンホール

撮影:栃木市倭町/2020.8

上の無彩色盤。上の蓋のそばの巴波川には観光船も。

栃木市マンホール

撮影:栃木市大平町蔵井/2021.6

旧大平町のデザインに新市章が入った雨水用マンホール蓋。

栃木市マンホール

撮影:栃木市岩舟町下津原/2020.10

旧・岩舟町のコスモスデザインで、中央が新栃木市章に替えられた蓋。

栃木市マンホール

撮影:栃木市都賀町升塚/2023.1

旧・都賀町のデザインで、町章が新栃木市章に替えられた蓋。

栃木市マンホール

撮影:栃木市都賀町升塚/2023.6

旧・都賀町のデザインで、町章が新栃木市章に替えられた小型盤。

 旧・栃木市(とちぎし)
栃木市マンホール

撮影:旧市役所付近/2010.11

デザインは、「塚田歴史伝説館」と、脇を流れる「巴波《うずま》川」。この風景は栃木を代表する景色といわれる。

塚田家は江戸時代後期から木材回漕問屋を営んできた豪商で、当時は筏に組んだ木材を巴波川、利根川経由で、
江戸深川の木場まで運んでいたという。

ともすれば、マンホール蓋に描かれた風景は実物よりもよく見えるものだが、うずま川綱手道から見る長い黒塀と白壁は立派なものである。

栃木市マンホール

撮影:旧市役所付近/2010.11

上と同デザインの小型盤と蓋に描かれた風景。

栃木市マンホール

撮影:栃木市倭町/2023.6

上と同デザインでタイル舗道の色に合わせてグレー(シルバーかも?)に塗装された蓋。

栃木市マンホール

撮影:旧市役所付近/2010.11

うずま川綱手道から見た「塚田歴史伝説館」と纏や鳶口を描いた消火栓の蓋。これを見ると汚水マンホールにもカラー盤がほしいと思う。

 旧・大平町(おおひらまち・下都賀郡)
栃木市マンホール

撮影:「おおひらふじ幼稚園」向かい側の歩道/2011.2

晃石山・大平山を背景に町の花アジサイ・町の木モクセイ、並びに、サクラをデザイン。8色も使った豪華版。

下部に、町の花あじさいの花びらをモ チーフにした町章と「こうきょう」「うすい」の文字。

栃木市マンホール

撮影:市役所大平支所付近/2011.2

上と同デザインだが凹凸が逆の汚水用無彩色盤。

栃木市マンホール

撮影:大平下駅付近/2020.10

上と同デザインで仕様が異なる汚水用マンホール蓋。

栃木市マンホール

撮影:大平下駅付近/2020.10

上と同デザインの小型盤。

栃木市マンホール

撮影:栃木市大平町下皆川/2021.6

上と同デザインの雨水用マンホール蓋。

栃木市マンホール

撮影:栃木市大平町蔵井/2018.3

みずほ西地区の農業集落排水の蓋。処理場は「みずほ西クリーンセンター」。

デザインは上の蓋と同じで、下の文字が地区名の「みずほ西」と「集排」になっている。

栃木市マンホール

撮影:栃木市大平町蔵井/2021.6

上と同デザイン同仕様の子蓋を収めたみずほ西地区農集排の親子蓋。親蓋は目の細かい亀甲模様。

栃木市マンホール

撮影:栃木市大平町下皆川/2018.3

下皆川地区の農業集落排水の蓋。処理場は「下皆川クリーンセンター」。

デザインは上の蓋と同じで、下の文字が地区名の「下皆川」と「集排」になっている。

栃木市マンホール

撮影:栃木市大平町下皆川/2021.6

上と同デザイン同仕様の子蓋を収めた下皆川地区農集排の親子蓋。親蓋は亀甲模様。

栃木市マンホール

撮影:大平下駅付近/2020.10

カラーの町章が入った防火水槽の蓋。

 旧・藤岡町(ふじおかまち・下都賀郡)
栃木市マンホール

撮影:藤岡町役場付近/2010.2

小さな三叉と六角形の突起が交互に並べられたマンホール蓋。中央に「藤岡」の頭文字「F」を図案化した町章。

 旧・都賀町(つがまち・下都賀郡)
栃木市マンホール

撮影:フジマート付近/2011.2

日光東照宮造営の際、地固めに踊ったと伝えられる愛宕神社例大祭の獅子舞と、旧都賀町の花「キキョウ」。「ツ」と「ガ」の文字を図案化した町章。

栃木市マンホール

撮影:栃木市都賀町大橋/2020.10

上と同デザインの小型盤。

栃木市マンホール

撮影:栃木市都賀町富張《とみはり》/2020.10

山と鯛焼きのような魚が泳ぐ川と町の花「キキョウ」が描かれた蓋。上部に都賀町章。この蓋があった富張地区を流れるのは赤津川。山はそれほど目立った山がないので不明。

下部に「つがまち」、「しゅうはい」と書かれているが、平成28年12月の「栃木市農業集落排水事業経営戦略」にも、平成22年3月29日の「栃木市農業集落排水処理施設の設置等に関する条例」にも、旧・都賀町の農集排の処理区域は載っていない。富張地区の農集排はそれ以前に公共下水道に組み込まれたのかもしれない。

栃木市マンホール

撮影:栃木市都賀町富張/2020.10

上と同デザインの親子蓋。親蓋は亀甲模様。

栃木市マンホール

撮影:栃木市都賀町富張/2020.10

上と同デザインの小型盤。

 旧・西方町(にしかたまち・上都賀郡)
栃木市マンホール

撮影:西方小学校付近/2011.2

思川にある小倉堰が描かれている農集排の蓋。

マウスポインタを画像に重ねると、西方総合支所にあったカラー見本盤が表示される。(見本盤を別ウィンドウで表示

栃木市マンホール西方総合支所に置かれていた展示板。(撮影:2022年5月)

右は小倉堰。

栃木市マンホール

撮影:栃木市西方町本城/2020.10

上と同デザインの西方西部地区の農集排の親子蓋。親蓋は毘沙門亀甲模様。

栃木市マンホール

撮影:栃木市西方町本城/2020.10

上と同じく西方西部地区の農集排の親子蓋だが、子蓋の仕様も親蓋の模様も異なる。

 旧・岩舟町(いわふねまち・下都賀郡)
栃木市マンホール

撮影:岩舟町文化会館(コスモスホール)前/2011.2

デザインは町の花「コスモス」。中央は「イワ舟」を図案化した町章。

栃木市マンホール

撮影:両毛線岩舟駅付近/2011.2

上の無彩色盤。下はコスモスホール前の歩道。

栃木市マンホール

撮影:両毛線岩舟駅付近/2011.2

上と同デザインの小型盤。

栃木市マンホール

撮影:岩舟町静/2021.6

上と同デザイン同仕様の子蓋を収めた親子蓋。親蓋は亀甲模様。

栃木市マンホール

撮影:岩舟町静和《しずわ》/2021.6

上と同デザイン同仕様の子蓋を収めた親子蓋。親蓋は目の細かい亀甲模様。

 栃木県流域下水道
栃木市マンホール

撮影:県道3号線「橋本北」交差点付近/2011.2

栃木市北部と壬生町の排水を処理する「巴波川(うずまがわ)流域下水道」の蓋。さすが栃木県だけあって、トチノキの葉が描かれている。中央は「栃」を図案化した県章。

栃木県の流域下水道には、
・北那須流域下水道
・鬼怒川上流流域下水道(上流処理区)
・鬼怒川上流流域下水道(中央処理区)
・巴波川(うずまがわ)流域下水道
・渡良瀬川下流流域下水道(大岩藤処理区)
・渡良瀬川上流流域下水道(秋山川処理区)
・渡良瀬川下流流域下水道(思川処理区)
があったが、渡良瀬川上流流域下水道(秋山川処理区)については平成26年度末に佐野市に移管している。

栃木市マンホール

撮影:栃木市岩舟町静/2023.6

栃木県のマスコットキャラクター「とちまるくん」をデザインした流域下水道の無彩色盤。

ページの先頭へ 路上の美術館トップへ
inserted by FC2 system