長野県 千曲市(ちくまし)
2003年9月1日、更埴市、埴科《はにしな》郡戸倉町、更級《さらしな》郡上山田町の三市町の合併により誕生した。
千曲市マンホール

撮影:千曲市更埴文化会館付近/2020.6

内側のシール部分には、B.LEAGUEに所属するプロバスケットボールチーム「信州ブレイブウォリアーズ」のマークと「SHINSHU BRAVE WARRIORS」の文字が描かれている。千曲市はそのホームタウン。 外側には、上下が逆になっているが「千曲市」「汚水」の文字。

 旧・更埴市(こうしょくし)
千曲市マンホール

撮影:屋代駅付近の歩道/2011.5

旧・市の花「アンズ」とその実、「サケ」が描かれている。

かつて信濃川・千曲川は全国屈指のサケの産地として知られていて、松本や上田辺りまで遡上していたが、電源開発のために水涸れの区間ができ、途絶えてしまったそうだ。この蓋や流域下水道の蓋にサケが描かれているのは、清流復活の願いの表れ。

千曲市マンホール

撮影:千曲市更埴文化会館付近/2020.6

マンホールカード記載の座標にある蓋。新市章や「千曲市」に替えたものでもよかったと思うが……。

 ■ 千曲市マンホールカードB ■ 取得:2020.12 千曲市更埴文化会館
千曲市マンホール千曲市マンホール 【デザインの由来】(マンホールカード裏面の文章)
千曲川流域下水道事業のキャッチコピー『千曲川(日本最長の信濃川上流)にサケを再び』から、2匹の鮭を当時の更埴市の「こ」の字に配して市章を模しながら、産卵期に鮭が飛び跳ねるしぶきと雄々しい川波を表しました。あわせて市花・市木のあんずの花と実をデザイン。「一目十万本」と言われる「日本一のあんずの里」森・倉科地区は毎年「あんずまつり」が行われ、4月の満開の頃は一面薄桃色に染まり、6月にはあんず狩りも楽しめます。このデザイン蓋の大半は無色ですが、座標蓋は景観との調和からあんずの花に近い色を施しました。近くに中学生デザインの蓋も。探してみてください。
千曲市マンホール

撮影:屋代駅付近/2011.5

上の無彩色盤。

千曲市マンホール

撮影:あんず保育園付近/2011.5

あんずの里の集落排水の蓋。アンズが描かれている。

 旧・戸倉町(とぐらまち・埴科郡)
千曲市マンホール

撮影:市役所戸倉庁舎付近/2011.5

戸倉町の花は3種あり、「ツツジ」、「マツヨイグサ」、「キク」が描かれている。

「千曲川戸倉庁舎入口」交差点から南側の歩道に並んでいる。もっとも、この道で最初に見つけたのは「千曲川流域下水道」のカラー蓋で、下の写真のように、普通サイズ、ミニサイズ、流域下水道が3つ仲良く並んでいるところもあった。

千曲市マンホール

撮影:千曲市大字戸倉上中町/2020.6

マンホールカード掲載の蓋。キクの色が鮮やか。

 ■ 千曲市マンホールカードC ■ 取得:2020.6 千曲市戸倉創造館
千曲市マンホール千曲市マンホール 【デザインの由来】(マンホールカード裏面の文章)
旧戸倉町(とぐらまち)は、江戸時代には北国街道の宿場町として、大正時代からは温泉町として発展した町です。このマンホール蓋は、住民に長く親しまれている当時の町花「つつじ」「まつよい草」「菊」をモチーフに、バックデザインには長さ日本一の信濃川本流である千曲川の清流に、日光が反射して光る様が描かれています。千曲川に架かる大正橋には、竹久夢二の美人画のレリーフが飾られているほか、100個目の小石を見つけると恋が成就するという「恋し(小石)の湯伝説」の赤い小石が埋められています。浴衣姿に下駄を履き情緒あふれる温泉街をゆっくり散策してみてはいかがでしょうか。
千曲市マンホール

撮影:長野信用金庫戸倉支店付近/2011.5

上のミニサイズ。

マンホール蓋ではまだ閉じていたマツヨイグサの花が開いている。

千曲市マンホール

撮影:千曲市大字磯部付近/2011.5

無彩色盤。

 旧・上山田町(かみやまだまち・更級郡)
千曲市マンホール

撮影:上山田温泉「城山入口」付近/2010.5

千曲川対岸から見た温泉街の風景と町の木「ヤマザクラ」と町の花「ヤマツツジ」を描いた汚水用カラーマンホール蓋。

千曲市マンホール

撮影:千曲市大字戸倉上中町/2020.6

マンホールカード掲載の蓋。ヤマツツジの色が鮮やか。

 ■ 千曲市マンホールカードA ■ 取得:2020.6 千曲市総合観光会館
千曲市マンホール千曲市マンホール 【デザインの由来】(マンホールカード裏面の文章)
平成15年9月1日に千曲市が誕生する前の上山田町は長野県内で最も面積が小さいので、温泉街として発展しました。本マンホール蓋は、中央に日本一長い川である信濃川本流の千曲川を描き、背景に戸倉上山田温泉の街並みと山々、周囲を当時の町木「ヤマザクラ」と町花「ヤマツツジ」の花で埋め尽くすように図案化したものです。戸倉上山田温泉は、善光寺詣りの精進落としの湯として昔から親しまれ、開湯120年を超える「美白の湯」で知られる長野県屈指のいで湯。その効能は多岐にわたり、温泉療法医がすすめる名湯百選にも挙げられるほどで、著名なアスリートたちもしばしば訪れています。
千曲市マンホール

撮影:千曲市上山田温泉3丁目/2020.12

上と同デザインの無彩色盤。

2010年5月に撮った画像があまりきれいではなかったので撮り直した。

千曲市マンホール

撮影:上山田温泉「城山入口」付近/2010.5

上と同デザインのカラー盤ミニサイズ。

千曲市マンホール

撮影:千曲市上山田温泉3丁目/2020.12

上と同デザインの無彩色小型盤。

2010年5月に撮った画像があまりきれいではなかったので撮り直した。

 千曲川流域下水道(ちくまがわりゅういきげすいどう)
千曲市マンホール

撮影:長野信用金庫戸倉支店付近/2011.5

千曲川と清流復活の願いを込めたサケを描いた蓋。かつて信濃川・千曲川は全国屈指のサケの産地として知られていて、松本や上田辺りまで遡上していたが、電源開発のために水涸れの区間ができ、途絶えてしまったそうだ。この蓋や千曲市の蓋にサケが描かれているのは、清流復活の願いの表れ。

千曲川流域下水道上流処理区は、長野市、千曲市、坂城町が対象。

写真にカーソルを重ねると「クリーンピア千曲」に展示されていたカラー見本盤(2020年6月撮影)が表示される。(見本盤を別ウィンドウで表示

無彩色盤はこちら

千曲市マンホール

撮影:千曲市大字戸倉上中町/2020.6

親蓋の直径が1500mmはありそうな親子蓋。

 国土交通省(こくどこうつうしょう)
千曲市マンホール

撮影:千曲市戸倉創造館付近/2020.6

国土交通省の蓋。3枚羽の風車のような模様で、中央に国土交通省のシンボルマーク、下部に「通信」の文字。

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