香川県 高松市(たかまつし)
2005年9月26日に香川郡塩江町を編入。 2006年1月10日には木田郡牟礼町・庵治町、香川郡香川町香南町、綾歌郡国分寺町を編入した。
高松市マンホール

撮影:高松駅前/2019.2

平家物語の扇の的の場面。馬上で弓を構えるのはもちろん那須与一。背景は屋島だが写真の左奥辺りが現場だったようだ。

高松市マンホール

撮影:「高松駅前」交差点(徳島ラーメン店の前)/2014.11

上と同デザインの単色カラー盤。上の蓋の隣にあった。

高松市マンホール

撮影:「高松駅前」交差点付近/2014.11

上と同デザインの無彩色盤。

高松市マンホール

撮影:「JR高松駅北」交差点付近/2014.11

見た感じ、単色カラーに見える雨水用マンホール蓋。

高松市マンホール

撮影:「高松駅前」交差点付近/2014.11

上と同デザインの小型盤。

高松市マンホール

撮影:伊予銀行高松支店の前/2014.11

高松市の電力・通信ケーブルのマンホールとのことだが、描かれているのは瀬戸大橋とオリーブ。瀬戸大橋は高松市ではなく坂出市にあるのになぜ?四国電力の本社が高松市にあるからだろうか。

高松市マンホール

撮影:ドコモショップサンポート店付近/2014.12

用途は不明だが、QRコードがついた上下水道局の観光PRタイプの蓋。扇の的デザインで「おいでまい」「きてみまい」の讃岐弁が添えられている。

右側には「香川県立高松高等学校 デザイン科 2013」、左側には「高松市上下水道局 Takamatsu City Waterworks and Seswerage Bureau」の文字。別デザインの観光PRタイプの蓋があと7枚あるそうだ。

高松市マンホール

撮影:高松市香川町川東下/2019.2

中央に旧香川町のシンボルマーク、周囲に町の花「ツツジ」を描いた旧香川町のデザインで、下部の文字が「たかまつし」「おすい」になっている。

高松市マンホール

撮影:讃岐国分寺付近/2014.11

旧・国分寺町の町の木「マツ」と町の花「サツキ」。マツが盆栽になっているが、特産物だそうだ。「たかまつし」の文字が入り、町章部分が消されている。

高松市マンホール

撮影:瓦町駅付近/2019.2

詳細は不明だが、中央円内に高松市章と四国電力のマークが入っていて、地の模様が「E」のように見えることからも、電気関係の蓋と思われる。

 旧・塩江町(しおのえちょう・香川郡)
高松市マンホール

撮影: 高松市塩江町安原上東/2019.2

塩江のキャラクター「ホタルのピカちゃん」(平成3年生まれ)と町の花「ネム」と香東川を描いたマンホール蓋。下部に「しおのえ」の文字。

高松市マンホール

撮影: 高松市塩江町安原上東/2019.2

上と同デザインの小型盤。

 旧・牟礼町(むれちょう・木田郡)
高松市マンホール
撮影:もくもく遊らんど近くの遊歩道/2014.11

町の花「ツバキ」に囲まれているのは「よいち君」。さらに外側には鏑矢も描かれている。
高松市の与一デザインの蓋と比べると、ずいぶん可愛らしく描かれているが、実はこちらのほうが本家らしい。この蓋がある遊歩道には右の写真のような説明板が立てられている。ここには与一が的を射やすくするために馬の足場にした「駒立岩」(右写真の右下)と、その前に「南無、八幡大菩薩、我が国の神明、日光の権現、那須の湯泉大明神……」と祈った「祈り岩」がある。周辺は「浄化苑」という浄化センターや住宅地になっていて、なぜここが扇の的の舞台なのかと疑問を感じたが、小川のように見えるこの場所は海の干満の影響を受けていることから、どうやら埋め立てが行われてこうなったようだ。少し離れたところには「義経の弓流し」の碑も建てられている。
 旧・香川町(かがわちょう・香川郡)
高松市マンホール

撮影:高松市香川町川東下/2019.2

中央に旧香川町のシンボルマーク、周囲に町の花「ツツジ」を描いた汚水用マンホール蓋。下部に「かがわ」の文字。

 旧・香南町(こうなんちょう・香川郡)
高松市マンホール

撮影:高松市ししまる館付近/2014.12

町の木「モクセイ」と町の花「キク」と高松空港を飛び立つ旅客機が描かれている。

高松市マンホール

撮影:高松市ししまる館付近/2019.2

町の木「モクセイ」と町の花「キク」と高松空港を飛び立つ旅客機をデザインし無彩色盤。

 旧・国分寺町(こくぶんじちょう・綾歌郡)
高松市マンホール

撮影:高松市国分寺町新居《にい》/2019.2

町の木「マツ」と町の花「サツキ」。マツが盆栽になっているが、特産物だそうだ。上部に町章、下部に「こくぶんじ」「おすい」の文字。

高松市マンホール

撮影:高松市国分寺総合センター/2019.2

上と同デザインの雨水用カラーマンホール蓋。

 香川県流域下水道(かがわけんりゅういきげすいどう)
高松市マンホール

撮影:高松市塩江町安原上/2019.2

日本のアンデルセンと呼ばれる浜田廣介作の児童文学『泣いた赤鬼』の登場人物である「親切な青鬼」が描かれている。浜田氏は山形県の高畠町の出身で、当地には浜田広介記念館があり、マンホールの蓋のデザインに代表作品の登場人物が使われている。香川県では1989年に「観光客を温かく迎える親切運動」のマスコットキャラクターとして採用したとのこと。

人間と友だちになりたい赤鬼のために自らが悪役を演じて赤鬼の願いを成就させるが、自分がいては赤鬼も悪い鬼と思われてしまうと姿を消す。もしかしたら、四国へお遍路の旅に来ていたのか……はないだろうなあ。

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