北海道 浦幌町(うらほろちょう・十勝郡)
浦幌町マンホール

撮影:浦幌町役場付近/2010.8

図案は、浦幌町の木「ナナカマド」と町の花「ハマナス」。鳥は首の曲げ方からするとサギなのだが、詳細は不明……だったのだが、撮影から7年経って、ようやく判明。嘴がかなり短いが、町の鳥「アオサギ」だそうだ。

「うらは」と「ほろま」という可愛いゆるキャラが誕生していて、カラーのマンホール蓋が登場していた。丸っこいデザインからてっきりエナガだと思ったのだが、北海道にいる亜種シマエナガにしてはなんだか変だ。すると……

浦幌町マンホール

撮影:浦幌町役場付近/2010.8

町の木「ナナカマド」を描いたマンホール蓋。上部に浦幌町の町章がある。

浦幌町マンホール

撮影:道の駅うらほろ付近/2018.7

上に町の木「ナナカマド」、下に町の花「ハマナス」、中央に「うらは」と「ほろま」を描いた汚水用カラーマンホール蓋。

「うらは」と「ほろま」は、地元の中学生達が2008年に地域振興のために生み出した、町の鳥アオサギをモチーフにした浦幌町のマスコットキャラクター。浦幌町のHPに町章、町名と並んで掲載されているくらいだから、公式のキャラクターになっているようだ。

それにしても、首が長く、嘴が長く、全長が1メートルに近く、飛びながら「ゴアッ」と鳴くとプテラノドンかと思うくらいのアオサギがモデルとは……。

←これが「アオサギ」

ペリカン目サギ科アオサギ属アオサギ。英名は「Grey heron」。全長は90cm以上になり、翼を広げると150〜170cmほどにもなる大型の鳥で、体が真っ白なダイサギと並んで国内では最大級のサギ。

2018年7月の北海道では、田んぼがあれば必ずいるというくらい、やたらに目についた。調べたら、北海道では夏鳥なのだそうだ。

ページの先頭へ 路上の美術館トップへ
inserted by FC2 system