群馬県 玉村町(たまむらまち・佐波郡)
玉村町マンホール

撮影:玉村町歴史資料館の南側/2017.8

図案は、龍と町の花「バラ」と町の木「モクセイ」。中央に町章。

蓋に「龍」とくれば伝説が付き物。千葉県栄町がそうであったように、玉村町にもやはりあった。平将門のお妾さんにされそうになった娘が矢川で入水し、恋人の男も後を追った。その後、矢川に漂うようになった2つの碧玉を近戸大明神に祀ったが、利根川の大洪水で龍神が現れ、玉の1つを奪っていったため、残る1つを満福寺に奉ったという「龍の玉伝説」。玉村町の前身、玉村の名前はそこからきたらしい。

玉村町マンホール

撮影:玉村町文化センターの東南角/2020.8

上と同デザイン同仕様の蓋。

実は、道の駅に行ってみたらマンホールカードは終了、展示盤はないということで、教えられた文化センターに行ってみたらここにも展示盤はなく、がっかりしていたら敷地内の蓋を案内してくださった。龍の表情がわかりやすいのと親切に案内していただいたので掲載。

結局、展示盤は上下水道課にあった。左の画像にマウスポインタを重ねると展示盤が表示される。(展示盤を別ウィンドウで拡大表示)

玉村町マンホール

撮影:道の駅玉村宿のトイレ付近/2022.3

マンホールカードに記載された座標のカラー盤。上の2枚とは仕様が異なる。

 ■ 玉村町マンホールカードA ■ 取得:2022.6 玉村町水道庁舎
玉村町マンホール玉村町マンホール 【デザインの由来】(マンホールカード裏面の文章)
玉村の地名の由来になった「龍の玉」を描き、その周囲を町の花「バラ(マリアカラス)」木「モクセイ」の色鮮やかなデザインで飾ったマンホール蓋です。日本一の流域面積を誇る利根川と、一級河川・烏川に挟まれた水害の多い場所に古くから伝わる「龍の玉伝説」がある村というのが、玉村の地名の由来となっています。1978年の町政20周年記念の際に、モクセイとバラを「町の木と花」として決定し、令和元年にはバラ制定都市会議「ばらサミット」も開催しました。玉村にお寄りの際は、龍の玉伝説に記された名所と、町内に植えられたバラを巡られてはいかがでしょうか。
玉村町マンホール

撮影:玉村南小学校付近/2010.8

上の無彩色盤。

玉村町マンホール玉村町上下水道課に展示されていた展示板。

玉村町流域関連公共下水道用マンホール鉄蓋

玉村町の地名伝説に登場する「竜」と「玉」を上部に、下部には町の花木「バラ」と「もくせい」、中心には町章を入れたデザインとなっています。

玉村町マンホール

撮影:玉村町上新田/2022.3

上と同デザイン同仕様の子蓋を収めた親子蓋。親蓋は毘沙門亀甲模様。

玉村町マンホール

撮影:玉村町上之手/2010.8

上と同デザインだが仕様が異なる汚水用マンホール蓋。

玉村町マンホール

撮影:玉村町上福島/2022.6

上と同デザイン同仕様の子蓋を収めた親子蓋。

玉村町マンホール

撮影:玉村南小学校付近/2010.8

上のミニサイズ。

玉村町マンホール

撮影:玉村町角渕/2010.8

上と同デザインの雨水用マンホール蓋。

 群馬県下水道総合事務所(ぐんまけんげすいどうそうごうじむしょ)

撮影:群馬県下水道総合事務所/2020.8

群馬県下水道総合事務所の所在地は玉村町大字上之手1846−1。初めて行くと入口が分かりづらいが、建物の東側の道にある。

玄関前にマンホールカード記載の座標のカラーマンホール蓋が設置されている。

群馬県マンホール

撮影:群馬県下水道総合事務所の玄関前/2020.8

中央円内に上毛三山(赤城山、榛名山、妙義山)を背景に、利根川を泳ぐ群馬県の魚「あゆ」の姿を描き、外周に県の花「れんげつつじ」、鳥「やまどり」、木「くろまつ」を描いたカラーマンホール蓋。マンホールカードに記載の座標の蓋。

左の画像にマウスポインタを重ねると下水道総合事務所玄関内にあった展示盤が表示される。(展示盤を別ウィンドウで拡大表示)

 ■ 群馬県流域下水道マンホールカードA ■ 取得:2020.8 群馬県下水道総合事務所
【デザインの由来】
上毛三山(赤城山、榛名山、妙義山)を背景に、利根川を泳ぐ群馬県の魚「あゆ」の姿を描き、その周囲を県の花「れんげつつじ」、鳥「やまどり」、木「くろまつ」の色鮮やかなデザインで飾ったマンホール蓋です。日本一の流域面積を誇り、この地の暮らしや文化を支えてきた利根川と、四季折々の個性豊かな姿を見せる上毛三山は、群馬県民のふるさとのような存在です。本マンホール蓋は、清流の女王「あゆ」が泳ぐ利根川の流れを守り、自然豊かな「ふるさと群馬」を将来の世代に引き継ぐ想いを込めて製作しました。さあ、カードを手に群馬県の魅力に触れてみてください。

屋内に展示されていた見本盤2枚。

左は展示板に組み込まれた蓋。上の蓋同様に周囲も彩色されている。路上には設置されていない。
下は床に置かれた中央部のみ彩色の蓋。この蓋の路上ものはみなかみ町で撮影している。

ページの先頭へ 路上の美術館トップへ
inserted by FC2 system