福島県 二本松市(にほんまつし)
2005年12月1日、旧二本松市と安達郡安達町岩代町・東和町が合併し、新「二本松市」が発足した。
二本松市マンホール

撮影:霞ヶ城公園南側の道/2018.5

市の花「キク」と市の木「サクラ」、市の鳥「ウグイス」を描いた汚水用カラーマンホール蓋。中央には新・二本松市の市章。

マンホールカードに記載された蓋。2012年に撮影した単色カラーマンホール蓋の欄に「色数が減ってしまったのが残念。」と書いたが、マンホールカードのおかげ?で多色盤が復活した。ただ、サクラの蕾が花と同じ色になってしまったのがちょっと残念。

二本松市マンホール

撮影:二本松駅前/2018.5

市の花「キク」と市の木「サクラ」、市の鳥「ウグイス」を描いた汚水用単色カラーマンホール蓋。中央には新・二本松市の市章。

2013年3月に撮影されたと思われるグーグルマップのストリートビューではこの蓋は写っていないので、その後に設置されたようだ。

二本松市マンホール

撮影:二本松駅前/2012.6

市の花「キク」と市の木「サクラ」、市の鳥「ウグイス」を描いた雨水用単色カラーマンホール蓋。

中央には新・二本松市の市章。2005年から2006年にかけて、駅周辺も大規模な整理が行われたらしく、それを機に新市バージョンのカラーマンホール蓋を作ったと思われる。色数が減ってしまったのが残念。

二本松市マンホール

撮影:二本松駅付近/2012.6

上と同デザインの無彩色盤。

 旧・二本松市(にほんまつし)
二本松市マンホール

撮影:「竹田」交差点付近/2012.6

旧・二本松市の蓋。7色使われている。

二本松市マンホール

撮影:二本松市亀谷1丁目/2020.9

上と同デザインの無彩色盤。

本当のウグイスはうぐいす色をしていない。

 旧・安達町(あだちまち・安達郡)
二本松市マンホール

撮影:福島クボタ二本松営業所向かい側/2012.6

梅にウグイス。全部で6色も使って描いた幾何学模様は何を表しているんだろう。

二本松市マンホール

撮影:千恵子の生家前/2012.6

上の無彩色盤。

二本松市マンホール

撮影:千恵子の生家付近/2012.6

上と同デザインの仕様違い。

二本松市マンホール

撮影:フレッシュ安達店という床屋さんの前/2012.6

折り鶴を描いた汚水桝。

旧・安達町は、高村光太郎の「智恵子抄」の智恵子の故郷。精神を病んで入院した千恵子は、光太郎に贈られた千代紙でたくさんの折り鶴を折ったという。

 旧・岩代町(いわしろまち・安達郡)
二本松市マンホール

撮影:小浜城址へ行く道の入口/2012.6

下部の文字は「いわしろ」「おすい」だが、ウィキペディアによると、町の木は「杉」と「松」、町の花は「やまつつじ」となっている。しかし蓋のデザインは山とサクラと鳥。二本松市の木は「サクラ」、花は「キク」、鳥は「ウグイス」となっているから、こちらのほうが符合する。

そこで調べてみたら、これは岩代処理区の特定環境保全公共下水道事業の蓋。供用開始は平成16(2004)年。つまり合併前の蓋ということになる。

岩代地区には「合戦場《かっせんば》のしだれ桜」という推定樹齢170年の桜があるので、多分その桜。山は安達太良山、鳥はウグイスでよさそうだ。

 阿武隈川あだたら流域下水道(あぶくまがわあだたらりゅういきげすいどう)
あだたら流域マンホール

撮影:二本松市亀谷1丁目/2020.9

大きな県章の外側に「あぶくまがわ」「あだたら流域」「二本松幹線」の文字が書かれた阿武隈川あだたら流域下水道二本松幹線の蓋。2013年12月に名称が「阿武隈川上流流域下水道(二本松処理区)に変更されている。関連市町村は二本松市で、二本松幹線あだたら幹線がある。二本松幹線とあだたら幹線の総延長は4.9km。

県章の内側には、奥に「安達太良山」、中央を流れる「阿武隈川」、福島県の花「ネモトシャクナゲ」に県の鳥「キビタキ」が描かれている。

マウスポインタを画像に重ねると、「福島県あだたら清流センター」に展示されていたカラー見本盤(マンホールカードに記載されている二本松幹線の蓋/2018年5月撮影)が表示される。(別ウィンドウで表示

あだたら流域マンホール撮影:2018.5

福島県あだたら清流センター。所在地は二本松市榎戸2丁目96で、マンホールカードの座標もここ。

カラー盤は路上には設置されていない。
 ■ 福島県流域下水道マンホールカードA ■ 取得:2018.5 福島県あだたら清流センター
あだたら流域マンホールあだたら流域マンホール 【デザインの由来】(マンホールカード裏面の文章)
福島県の鳥「キビタキ」、花「しゃくなげ」、二本松市の山「安達太良山」の3つをデザインしたマンホール蓋です。安達太良山は日本の百名山および花の百名山に選ばれた名峰で、春夏はしゃくなげなどの高山植物、秋は紅葉、冬は雪景色と四季折々の装いを見せてくれます。明治から昭和にかけて活躍した詩人・高村光太郎は妻・智恵子への愛を記した「智恵子抄」の中で、彼女が生まれ育った福島県(油井村)への想いを「阿多多羅山の山の上に毎日出ている青い空が、智恵子のほんとの空だといふ」と綴りました。本デザインには、当時と変わらぬ美しい自然を守りたいとの想いが込められています。
▼福島県の鳥になっているキビタキ。眉斑は黄色。 ▼眉斑が白いのはマミジロキビタキでかなり珍しい。
あだたら流域マンホール

撮影:千恵子の生家付近/2012.6

「あぶくまがわ」「あだたら流域」「あだたら幹線」の文字が入った「阿武隈川あだたら流域下水道」あだたら幹線の蓋。2013年12月に名称が「阿武隈川上流流域下水道(二本松処理区)に変更されている。関連市町村は二本松市で、二本松幹線あだたら幹線がある。

県章の内側には、奥に「安達太良山」、中央を流れる「阿武隈川」、福島県の花「ネモトシャクナゲ」に県の鳥「キビタキ」が描かれている。


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