福島県 郡山市(こおりやまし)
郡山市マンホール

撮影:ゆうちょ銀行郡山店の前の歩道/2010.10

市の鳥「カッコウ」と市の木「ヤマザクラ」、市の花「ハナカツミ(ヒメシャガ)」を図案化。シンプルなデザインだが、7色も使った豪華版。盤面を三分割しているベンツのマークのようなものはただの仕切りではなく、漢字の「山」を図案化した郡山市の市章。

この蓋は郡山駅前の横断歩道にも2枚あったが、1枚はエポキシ樹脂が一部剥がれていたし、もう1枚は交番の目の前で、立ち止まっての撮影がはばかられた。

郡山市マンホール

撮影:駅前通りの歩道/2010.10

上と同デザインで、白とも薄いグレーとも言える単色カラー盤。上の蓋とは6時部分の仕様が異なっている。

郡山市マンホール

撮影:駅前通りの歩道/2010.10

上と同デザインの単色カラー盤3サイズ。

左の蓋は駅前通りを中心にかなりの数が設置されている。

下左のハンドホールには黄色がかった部分があるが、どうやら錆のようだ。

下右のハンドホールのカッコウは目が大き過ぎてビックリしたような顔になっている。

郡山市マンホール 郡山市マンホール
郡山市マンホール

撮影:ゆうちょ銀行郡山店の前の歩道/2010.10

上と同デザインの単色カラー盤反転タイプ。

郡山市マンホール

撮影:「栄町」交差点付近/2010.10

上と同デザインの無彩色盤。

郡山市マンホール

撮影:湖南公民館付近/2018.5

上と同デザインのハンドホールの無彩色盤。

郡山市マンホール

撮影:湖南町中野南町/2018.5

勇壮な姿の「磐梯山」と 天鏡湖と呼ばれる「猪苗代湖」を背景に馬入新田の湿原に群生する清楚な花「水芭蕉」(以上、マンホールカードより)を描いた湖南特定環境保全公共下水道の蓋。

マウスポインタを画像に重ねると、「湖南公民館」に展示されていたカラー見本盤(マンホールカードに記載されている蓋/2018年5月撮影)が表示される。

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 ■ 郡山市マンホールカードB ■ 取得:2018.5 湖南公民館
郡山市マンホール郡山市マンホール 【デザインの由来】(マンホールカード裏面の文章)
郡山市湖南町の下水道は、「特定環境保全公共下水道」といって、猪苗代湖の水質改善を目的に、2002年に供用開始しました。その環境への想いを込めて製作したのがこのマンホール蓋で、勇壮な姿の「磐梯山」と天鏡湖と呼ばれる「猪苗代湖」を背景に馬入新田の湿原に群生する清楚な花「水芭蕉」を表現したものとなっています。湖南町の観光名所のひとつ「布引風の高原」に聳え立つ風力発電は圧巻の一言で、そこから臨む猪苗代湖と磐梯山も絶景です。加えて、日本遺産に認定(2016年4月)された猪苗代湖を水源とした「一本の水路」のストーリーには、安積開拓に懸けた先人の夢が偲ばれます。
郡山市マンホール

撮影:郡山市赤沼/2012.6

郡山市の農業集落排水のマンホール。

下部に「農業集落」「排水事業」、その右上に「開成山公園」の手書きのような文字がある。郡山市役所前にある公園の景色らしい。


撮影:駅前通りの歩道/2010.10

市のシンボルをあしらった、仕切弁と思われるハンドホール3種。

【上左】市の木「ヤマザクラ」

【上右】市の花「ハナカツミ(ヒメシャガ)」

【下左】市の鳥「カッコウ」

【下右】市の木「ヤマザクラ」の褪色が進んでいないきれいな蓋。この蓋だけ「開成三丁目」交差点付近の歩道/2018.5

郡山市マンホール

撮影:「栄町」交差点の歩道/2010.10

郡山駅を目指して車を走らせていたら視界に飛び込んできた蓋。

大正13(1924)年に、郡山市制施行を記念して建てられた郡山市郡山公会堂。オランダ・ハーグの平和宮をモデルにしたそうだ。上にヤマザクラ、下にハナカツミも描いた空気弁。ほかに水色を使った単色カラー盤もある。

ハナカツミは松尾芭蕉がおくのほそ道の中で、「沼を尋、人にとひ、かつみかつみと尋ありきて、日は山の端にかゝりぬ。」と、探しても見つけられなかった植物。郡山市ではこれをヒメシャガとして安積山公園に植えたということだが、デンジソウやマコモとする説もあるそうだ。

郡山市マンホール

撮影:「開成三丁目」交差点付近の歩道/2018.5

上と同デザインの空気弁単色カラー蓋。

郡山市マンホール

撮影:駅前通りの裏の歩道/2010.10

ハナカツミ(ヒメシャガ)はアヤメの仲間。この蓋の花には外花被片に白い斑紋も黄色い斑紋もないのでアヤメに見えるが、薄紫の色合いや市の花にもなっていることから多分「ヒメシャガ」なのだろう。

 阿武隈川上流流域下水道(あぶくまがわじょうりゅうりゅういきげすいどう)
郡山市マンホール

撮影:熱海町熱海/2010.10

大きな県章の外側に「あぶくまがわ」「県中流域」「熱海幹線」の文字が書かれ、内側に県の木「ケヤキ」が描かれた県中流域下水道(熱海幹線)の蓋。平成25(2013)年12月の再編で、名称が「阿武隈川上流流域下水道(県中処理区)」となっているようだ。

関連市町村は郡山市、本宮市、須賀川市、鏡石町、矢吹町で、県中幹線、本宮幹線熱海幹線がある。

熱海幹線の延長は11.3km。

郡山市マンホール

撮影:熱海町熱海/2010.10

上と同デザイン、同仕様の蓋だが、「熱海幹線」の文字の並びが上の蓋とは逆になっている。10年近く違いを見落としていた。

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