秋田県 湯沢市(ゆざわし)
2005年3月22日に、湯沢市・雄勝郡雄勝町・稲川町皆瀬村が合併し、新湯沢市が誕生した。
湯沢市マンホール

撮影:撮影:サンロード商店街/2011.11

旧・湯沢市のデザインで中央の市章が合併後の新市章になっている。

湯沢市マンホール

撮影:院内駅付近/2011.11

図案は、院内銀山の「御幸坑《みゆきこう》」。

撮影画像を見てから気づいたが、下左が「湯沢市」になっていた。湯沢市と合併後の院内処理区(院内は旧・雄勝町)の公共下水道の蓋だった。(2008年9月1日供用開始)

湯沢市マンホール

撮影:院内駅付近/2011.11

上と同デザインの小型盤。

湯沢市マンホール

撮影:湯沢市松岡新城/2017.7

左右に新市章が入った松岡地区農業集落排水の蓋。上下に「農集排」と「松岡地区」の文字。中央に大きくダリアの花が描かれている。

湯沢市には「世界ダリア園」というのがあるそうだ。

湯沢市マンホール

撮影:サンロード商店街/2011.11

旧の市章も「ゆ」をデザインしたしたものだったが、曲線を使用し、かつカラフルになった新市章(2005年7月18日施行)を入れた仕切弁。かなり小さい。

湯沢市マンホール

撮影:湯沢市川連町野村の龍泉寺付近/2017.7

上の仕切弁の色違いだが開閉用の穴の形も異なっている。

 旧・湯沢市(ゆざわし)
湯沢市マンホール

撮影:柳町本通りのアーケードのある歩道/2011.11

図案は、湯沢市3大祭りの「七夕絵どうろう祭り」と「犬っこまつり」と「大名行列」の大盤振る舞い。

駅付近のみならず、かなり広範囲にこの蓋は見られるが、駅から真っすぐ進んだ「サンロード商店街」や「柳町本通り」の歩道にある蓋は、アーケードが設置されているので、比較的損傷が少なかった。

湯沢市マンホール

撮影:サンロード商店街/2011.11

上と同デザインだが、設置年度が古いのか色褪せが見られる。蓋の仕様も上の蓋とは異なっている。

中央の市章が上下方向に潰れているのは、「犬っこまつり」の蓋でも見られるが、ネットに載せられている初代の市章の画像はこの平べったいほうである。

湯沢市マンホール

撮影:トヨタレンタカー・リース湯沢営業所付近/2011.11

図案は、湯沢3大祭りの1つ、「犬っこまつり」。
湯沢市マンホール

撮影:「ユザワプラザ」付近/2011.11

上と同じデザインの、多分古い蓋。湯沢駅前の1枚のほか、「ユザワプラザ」付近で5枚見つけたが、この蓋が最も程度が良かったというくらい損傷が激しい。

「古い」蓋としたのは、開閉器具用の穴等が異なっていることから。よく見ると中央の市章も少し違っていた。

3頭の下半身が抜けてしまっているのは、その形状ゆえだろうから、上の蓋もそのうちにこうなってしまうのだろうか。ちょっと心配。

湯沢市マンホール

撮影:湯沢市万石/2017.7

上に「YUZAWA」、下に「DARIA」の文字。中央に大きくダリアの花が描かれ、上部に旧市章がある。

湯沢市には「世界ダリア園」というのがあるそうだ。

湯沢市マンホール

撮影:湯沢市北荒町/2018.6

幾何学模様のようだがよく見ると犬の顔が見える小型盤。汚水桝の蓋だろうか。

湯沢市マンホール

撮影:サンロード商店街/2011.11

「湯沢凧」デザインの仕切弁。

 旧・稲川町(いなかわまち・雄勝郡)
湯沢市マンホール

撮影:湯沢市稲庭町大谷/2017.7

周囲の文字はローマ字であるが、「川連漆器」、「稲庭うどん」、「三梨牛」、「駒形りんご」。どれも旧稲川町の特産品、名産品で、人の手に支えられた「匠」の文字は、それらの技術、伝統をみんなの手で守り育てていこうというのだろう。

1956年に川連町と駒形村が合併して新・川連町になり、さらにその年のうちに川連町と稲庭町と三梨村が合併して稲庭川連町になり、10年後には改称して稲川町になったそうだが、平成の現在では湯沢市の一部になってしまっている。

湯沢市に組み込まれても地域の誇りともいうべきそれらの特産・名産品の看板をあちこちで見かけた。この蓋にある地元愛の精神は変わらないのだろう。

湯沢市マンホール

撮影:湯沢市稲庭町大谷/2017.7

上と同デザインの小型盤。

湯沢市マンホール

撮影:湯沢市稲庭町二階/2017.7

小野寺氏の稲庭城を中央に描いた仕切弁の蓋。

湯沢市マンホール

撮影:湯沢市稲庭町二階/2017.7

小野寺氏の稲庭城を中央に描いた排水弁の蓋。

 旧・皆瀬村(みなせむら・雄勝郡)
湯沢市マンホール

撮影:皆瀬観光協会前/2017.7

もうもうと湯気が上がる大噴湯の脇を通る遊歩道から見上げると河原湯橋が。秋なら町の木「イタヤカエデ」が彩りを添える。

下左に「小安峡」の文字。

湯沢市マンホール

撮影:湯沢市皆瀬下村/2017.7

上と同じデザインだが、下左の文字が「小安」になっている。

ずっと「こやす」だと思っていたら、「おやす」だそうで……。勉強になるなあ、マンホール探しは……。

この「おやす」の蓋は、小安峡より3〜4km下流の集落にあった。

湯沢市マンホール

撮影:湯沢市皆瀬下菅生/2017.7

背景に湯沢市皆瀬で皆瀬川を渡る「県指定/建造物」の「菅生橋」。村の木「イタヤカエデ」と村の花「キキョウ」の間に村の鳥「オシドリ」が描かれる。鳥は奥の鳥の胸には斑点が見えることからメス、手前の鳥には銀杏羽根が見えることからオスと思われる。

湯沢市マンホール

撮影:皆瀬観光協会付近/2017.7

村の木「イタヤカエデ」と村の花「キキョウ」と村の鳥「オシドリ」が幾分簡略化して描かれている小型盤。「小安峡」の文字が下部に入っている。

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