山形県 酒田市(さかたし)
2005年11月1日に、酒田市、飽海《あくみ》郡八幡町松山町平田町が合併し、新酒田市が発足した。
 旧・酒田市(さかたし)
酒田市マンホール

撮影:「一番街」交差点付近/2011.11

酒田港の北側にある「日和山灯台」と「千石船」が描かれている蓋。

 舞娘坂に並んでいた蓋/2011.11

竹久夢二美術館もある「相馬楼」の前の舗道にはカラーマンホール蓋が並んでいると知って訪れた。道路の名称は「舞娘坂」。

実際に蓋を撮影したのは、最も日和山寄りの区間。左の写真の奥にあるのは日枝神社の鳥居。この後の6枚の蓋はすべてこの区間にあったもの。

酒田市マンホール

「一番街」交差点付近の蓋と同じデザインでひと回り小さい小型盤。下は日和山の灯台。

酒田市マンホール

酒田の観光名所であり、今でも現役の「三居倉庫」。

酒田市マンホール

「山居倉庫」と荷を乗せた「千石船」が描かれている。

酒田市マンホール

国指定の史跡「城輪《きのわ》柵跡」の復元された「東門」とその上を飛ぶハクチョウ。

酒田市には1万羽近いハクチョウが訪れる「最上川スワンパーク」というのがある。

酒田市マンホール

飯森山公園にある「土門拳記念館」とその上を飛ぶハクチョウが描かれている。

飯森山公園は、酒田市街地から見ると最上川の対岸にある。

酒田市マンホール

酒田港の沖合約40kmにある「飛島」と市の花にもなっている「トビシマカンゾウ」が描かれている。

飛島はバードウオッチングの名所。渡りの季節の春と秋には、本土ではお目にかかれない珍鳥に出会える確率が高いため、多くのウォッチャーが訪れる。酒田港から定期船が出ているが、海が荒れると欠航することが多いのが玉に瑕。島の南西端にはウミネコの繁殖地がある。

 旧・八幡町(やわたまち・飽海郡)
酒田市マンホール

撮影:市役所八幡支所付近/2011.11

「出羽富士の里」「やわた」ということで、風景は当然「鳥海山」。その鳥海山から流れてくる日向川《にっこうがわ》と支流の荒瀬川に跳ねるのはサケかイワナかヤマメかアユか。町の花「ヤマユリ」も描かれている。

年号がまだ昭和だったと思うが、この日向川で釣りをしたことがある。北隣の月光川《がっこうがわ》とどちらにしようか迷った結果、日向川に決めて、フライロッドを持って釣り上った。フライを追ってきたヤマメを岩陰から出てきた大イワナに攫われてしまったのを鮮明に憶えているが、とても暑い日で、溯行しながらフラフラになり、這々の体で川から道路に上がり、自販機で買ったサイダーを一気に飲み干して事なきを得た。その日の気温37℃。山形県内の畑で暑さのために死者が出たというニュースを見た。危なかった、のかもしれない。

酒田市マンホール

撮影:酒田市橋本道下/2011.11

鳥海山と稲穂とヤマユリが描かれている。

 旧・松山町(まつやままち・飽海郡)
酒田市マンホール

撮影:酒田市寺沢/2011.11

松山城大手門は、山形県内で唯一現存する城郭建築で、県の重要文化財に指定されている。蓋にはその松山城の東大手門と町の木「アカマツ」が描かれている。

 旧・平田町(ひらたまち・飽海郡)
酒田市マンホール

撮影:市役所平田支所付近の「めんたま畑」前/2011.11

町の花である「ミスミソウ」を描いたマンホール蓋。

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