長野県 塩尻市(しおじりし) | |
2005年4月1日に木曽郡楢川村を編入した。 | |
撮影:塩尻市岩垂/2018.4 北アルプスを望む広大なレタス畑を描いた岩垂地区の農集排の蓋。下部に「塩尻」「汚水」の文字。 |
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中央に、競走馬、農耕馬、ポニーなど、たくさんの馬が参加する草レース「高ボッチ高原草競馬」が描かれている東山地区の農集排の蓋。 国道20号線(中山道)から高ボッチ高原に向かう道筋にこの蓋が並んでいる。 |
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江戸時代末期から明治初期にかけて塩尻市の本洗馬《もとせば》で盛んだった「洗馬焼」が描かれている、本洗馬地区の農集排の蓋。 中央線の開通によって瀬戸物が出回ったことで洗馬焼は途絶えたが、昭和末期に復興している。背景にはアユと思われる魚が泳いでいる。 |
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小曽部川の上流部にある落差約13mの「白滝」が描かれている、小曽部《こそぶ》地区の農集排の蓋。 白滝を描いた小さい円の外側は「キキョウ」の花らしいが、それを形作っているのは「小」の字のようにも見えるが……。 |
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市の花である「キキョウ」に囲まれて勝弦地区の風景が描かれている、勝弦地区の農集排の蓋。 |
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勝弦地区の蓋と同時期に作られたのだろうか、周囲に花、内側に風景と、デザインが似ている宗賀《そうが》南部地区の農集排の蓋。 ただし、こちらは花がカタクリで、風景はソバ畑が描かれている、 |
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旧・楢川村(ならかわむら・木曽郡) | |
イワナと実をつけたナラノキが描かれている。特環。 あれっ、この地域はヤマメとアマゴのどっちだったかな?カラーならすぐわかるのに……と、奈良井川漁協のHPを調べてみたら、ヤマメだった。考えてみたら、奈良井川は梓川と合流して犀川となる信濃川水系。日本海に注ぐので、ヤマメで当然。ところが、旧楢川村のシンボルを調べてみたら、イワナだった。 中学生の頃に地図帳でこの辺りを見て、「分水嶺」という言葉に興味をもったことを思い出した。奈良井の山一つ西側の塩沢は木曽川水系、山一つ東側の横川は天竜川水系。太平洋に注ぐ二つの大河川の源流の間を、奈良井川は日本海に向かって流れていくのだった。地図を見てあれこれ想像するのが楽しくなったのはその頃からだ。 |
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撮影:奈良井宿/2011.10 上と同デザインの小型盤。 |
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▼北には木曽漆器の店が並ぶ木曽平沢地区がある。 |
▼ここの蓋も同じデザイン。 |
贄川関所(復元)とユリらしき花が描かれている。農集排。 贄川関所は、女改めや木材の密移出の取締りを担った木曽路の北側の守備の拠点。建物は明治2年に取り壊されたが、史料を元に復元されている。 |
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撮影:贄川関所付近/2011.10 上と同デザインの小型盤。 |
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