長野県 大町市(おおまちし)
2006年1月1日に、北安曇郡八坂村、美麻村を編入。
大町市マンホール

撮影:「大町名店街」入口/2020.10

2018年に設置され、マンホールカードに掲載された汚水用カラーマンホール蓋。

上部に耐荷重を示す「14」、右端にたぶん設置年度を示す「18」の数字。

全体的なデザインは従来のものとほとんど同じだが、1ヶ所大きな違いがある。それはライチョウの目の上に赤い肉冠が加えられていること。ただ、手前と奥と、両方のライチョウに赤い肉冠があるので、両方ともオスになってしまった。(オスならもう少し濃い色がふさわしいと思うが……。)ライチョウ以外の色遣いはだいぶ変えられている

 ■ 大町市マンホールカードA ■ 取得:2020.10 大町市観光協会
大町市マンホール大町市マンホール 【デザインの由来】(マンホールカード裏面の文章)
大町市の鳥、そして国の特別天然記念物であるライチョウを中心に、青空にそびえる後立山連峰と山からの豊富な水をたたえる仁科三湖がデザインされています。2018年に右上に描かれた双耳峰の山、鹿島槍ヶ岳にある雪渓が、長野県初の氷河「カクネ里氷河」であることが確認されました。ライチョウは季節によって体羽の色が極端に変わるのが特徴で、これらの山々でもその愛らしい姿を目にすることができます。このマンホールは「信濃大町2014-食とアートの廻廊-」で描かれた現代アート作品に彩りを添えています。アートとのコラボレーションをぜひ見にいらして下さい。
▼ライチョウ♂夏(撮影は長野・乗鞍大黒岳)
▼ライチョウ♀夏(撮影は富山・立山町室堂)
▼ライチョウ♂春(撮影は富山・立山町室堂)
▼ライチョウ♀春(撮影は富山・立山町室堂)
大町市マンホール

撮影:「大町名店街」/2011.4

大町市といえば、「立山黒部アルペンルート」の長野県側の入口。北アルプスの山々とライチョウを描いた蓋。下部に「大町市」「汚水」の文字。

大町市には、ライチョウの飼育と繁殖に取り組む「大町山岳博物館」がある。

下左はこの蓋があった大町名店街、下右は早春の北アルプスの山々。

大町市マンホール

撮影:信濃大町駅付近/2011.4

上と同デザインの公共下水道大町処理区の汚水用無彩色盤。

大町市マンホール

撮影:信濃常盤駅付近/2020.10

上の蓋とは仕様が異なる汚水用無彩色盤。上部に耐荷重を示す「25」の数字がある。

信濃常盤駅がある高瀬川右岸の常磐処理区は特定環境保全公共下水道。

大町市マンホール

撮影:信濃常盤駅付近/2020.10

上の蓋と同仕様の親子盤。親蓋は「S」の斜体のような模様のスズテック製。特環。

大町市マンホール

撮影:大町市常盤清水/2020.10

2011年撮影の大町名店街のカラー盤と同じ仕様の無彩色小型盤。特環。


大町市マンホール

撮影:大町市常盤清水/2020.10

上の小型盤とは仕様が異なる無彩色小型盤。上部に耐荷重を示す「14」の数字がある。特環。


大町市マンホール

撮影:大町市常盤下一/2020.10

中央に大間市章が入ったハンドホールサイズの汚水桝の蓋。特環。

大町市マンホール

撮影:大町市社/2020.10

デザインは公共下水道と同じだが、社南部地区の農集排の蓋。

 旧・八坂村(やさかむら・北安曇郡)
大町市マンホール

撮影:大町市八坂切久保/2020.10

金太郎伝説は神奈川県、静岡県、京都府、滋賀県にあるそうだが、この八坂にも大姥山(おおばやま)で育った金太郎の伝説がある。

蓋には、その金太郎と村の花「ヤマザクラ」が描かれている。下部に「八坂村」「農集排」の文字がある八坂切久保地区の農集排の蓋。2012年9月に撮った蓋の錆がひどかったため撮り直した。

画像にマウスポインタを重ねると「八坂公民館」の入口前に展示されていたカラー見本盤(2020年10月撮影)に切り替わる。 見本盤の元画像はこちら

下は「八坂公民館」と「八坂情報コミュニティーセンターアキツ」の建物。その入口にカラー見本盤が展示されていた。

大町市マンホール

撮影:大町市八坂切久保/2020.10

上と同デザインの小型盤。

2011年にこの八坂村を訪ねたとき、ちょうど中学生が家に帰る時間帯だったらしく、数人で坂道を上って行く姿や、バス停で待っている姿、バスを降りて川沿いの道を家まで歩く姿を見かけた。平らな場所がほとんどなさそうな地形のため、自転車通学は不可能なのだろう。でも、どの中学生も背筋をしゃんと伸ばして歩いていた。

金太郎を育てた山間部の子供は、体力も精神力も強いのだろうなと感じたのを憶えている。

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