長野県 長野市(ながのし)
2005年1月1日に上水内《かみみのち》郡豊野町戸隠村鬼無里村、更級郡大岡村を編入。2010年には、上水内郡信州新町中条村も編入した。
長野市マンホール

撮影:長野駅善光寺口/2010.9

市の花「リンゴ」の花と実を描いたカラーマンホール蓋。右下に「SEWERAGE(下水)」の文字。

写真にカーソルを重ねると「東部浄化センター」に展示されていたカラー見本盤(2020年7月撮影)が表示される。(見本盤を別ウィンドウで表示

長野市マンホール

撮影:長野駅善光寺口向かい側の歩道/2020.12

上と同デザインで仕様が異なるカラー盤。設置されて間もないのかとてもきれい。

長野市マンホール

撮影:長野駅善光寺口/2010.9

上と同デザインの小型盤とリンゴの花(5月中旬)。

長野市マンホール

撮影:長野市稲葉母袋/2020.7

上と同デザインで仕様が異なる無彩色盤。

2022年11月のマンホールサミットin所沢で展示されていた見本盤(MouseOver)はこの蓋と同じ仕様。展示盤を別ウィンドウで表示

長野市マンホール

撮影:長野市東犀南/2020.12

上と同デザイン同仕様の子蓋を収めた親子蓋。親蓋は亀甲模様。

長野市マンホール

撮影:長野市稲葉母袋/2020.7

上と同デザインだが、スリップ対策のためだろう、凸部が格子状に細かく刻まれている。

長野市マンホール

撮影:長野駅善光寺口/2020.12

第18回オリンピック冬季競技大会記念のカラーマンホール蓋。時を経て、だいぶ樹脂の剥離が進んでいる。

内側に長野大会のエンブレムとオリンピックシンボル、外周に「THE XVIII OLUMPIC WINTER GAMES」、「1998 NAGANO 」の文字。

写真にカーソルを重ねると「東部浄化センター」に展示されていたカラー見本盤(2020年7月撮影)が表示される。(見本盤を別ウィンドウで表示

長野市マンホール

撮影:南長野運動公園/2020.12

上と同デザイン同仕様のカラーマンホール蓋。あまり人が踏まない場所にあるためか、上の蓋に比べると樹脂の傷みはないようだが、周囲の雑草が目障り。

長野市マンホール

撮影:長野駅東口広場の向かい側の歩道/2010.9

第18回オリンピック冬季競技大会記念の小型のカラーマンホール蓋。

内側に長野大会のエンブレムとオリンピックシンボル、外周に「THE XVIII OLUMPIC WINTER GAMES, NAGANO 1998」の文字。

長野市マンホール

撮影:長野市稲葉母袋/2020.7

中央に市章、その下に「下水道」の文字が入った亀甲模様のマンホール蓋。受枠には□模様。

長野市マンホール

撮影:信更町赤田の県道70号線/2011.5

ホタルが描かれた信田東部地区の農集排の蓋。

写真にカーソルを重ねると「東部浄化センター」に展示されていたカラー見本盤(2020年7月撮影)が表示される。(見本盤を別ウィンドウで表示

長野市マンホール

撮影:長野市稲葉母袋/2020.7

市章が入った空気弁の蓋。内側は亀甲模様。外側は青地に小さなドット。

長野市マンホール

撮影:長野市稲葉母袋/2020.7

上の空気弁よりひと回り小さい仕切弁の蓋。

 旧・豊野町(とよのまち・上水内郡)
長野市マンホール

撮影:「豊野」交差点付近/2011.5

特産物のリンゴとブドウが描かれている。

長野市マンホール

撮影:「豊野駅」西方の県道368号線の歩道/2018.4

上と同デザインのカラー盤だが、色合いが違うだけでなく、町章の処理がかなり異なっている。

写真にカーソルを重ねると「東部浄化センター」に展示されていた上の蓋と同じデザインのカラー見本盤(2020年7月撮影)が表示される。(見本盤を別ウィンドウで表示

長野市マンホール

撮影:豊野東小学校付近の国道の歩道/2018.4

上と同デザインの単色カラー小型盤。

長野市マンホール

撮影:「豊野」交差点付近/2011.5

上と同デザインの無彩色盤。

 旧・戸隠村(とがくしむら・上水内郡)
長野市マンホール

撮影:「中社」付近/2012.9

背景の山はもちろん戸隠山。鏡池の風景だろうか。下部に「戸隠」「特環」とある戸隠・豊岡処理区の特定環境保全公共下水道の蓋。

木は村の木「シラカバ」。ちなみに花は「ソバ」だそうだ。

鳥は、2羽いる左側の胸にネクタイがあることから、おそらくシジュウカラだろう。戸隠には、「戸隠森林植物園」という有名バードウオッチングポイントがある。

写真にカーソルを重ねると「東部浄化センター」に展示されていたカラー見本盤(2020年7月撮影)が表示される。(見本盤を別ウィンドウで表示)※カラー展示盤を見ると鳥は明らかにシジュウカラ。

▼戸隠山と鏡池
▼シジュウカラ♂
長野市マンホール

撮影:「奥社」付近/2012.9

上と同デザインで仕様が異なる蓋。

 旧・鬼無里村(きなさむら・上水内郡)
長野市マンホール

撮影:「一ノ坂」付近/2012.9

鬼無里処理区の特定環境保全公共下水道の蓋。

旧鬼無里村の木は「ブナ」だったのだが、蓋に描かれているのは「モミジ」。おそらく、鬼女「紅葉」の伝説によるものだろう。花は、昔一度だけ見に行ったことがある奥裾花渓谷の「ミズバショウ」で当然。「KINASA」の文字の左には旧鬼無里村のシンボルマーク。「鬼」にも「ミズバショウ」にも見える面白いデザイン。

それにしてもこの鬼無里といい、戸隠といい、そのまま村として残ってほしかった。

写真にカーソルを重ねると「東部浄化センター」に展示されていたカラー見本盤(2020年7月撮影)が表示される。(見本盤を別ウィンドウで表示

 旧・信州新町(しんしゅうしんまち・上水内郡)
長野市マンホール

撮影:川中島バス「平水内」バス停付近/2011.5

昭和初期には綿羊が飼われていた新町では、現在では肉用種「サフォーク」の飼育が盛んで、名物も「ジンギスカン料理」とのこと。中央のヒツジはその証。町の植物は「ワサビ」、動物は「ヒツジ」となっていた。

盤面にある花はワサビの花。アブラナ科で、菜の花に似ているが色は白。

合併後は長野市新町処理区の特定環境保全公共下水道の蓋。

写真にカーソルを重ねると「東部浄化センター」に展示されていたカラー見本盤(2020年7月撮影)が表示される。(見本盤を別ウィンドウで表示

 旧・中条村(なかじょうむら・上水内郡)
長野市マンホール

撮影:市役所支所付近/2011.5

村の木「ケヤキ」と村の花「ウメ」が描かれている。合併後は長野市特定環境保全公共下水道中条処理区の蓋。

写真にカーソルを重ねると「東部浄化センター」に展示されていた見本盤(2020年7月撮影)が表示される。見本盤も無彩色で、しかも影が入ってしまった。(見本盤を別ウィンドウで表示

 東部浄化センター(とうぶじょうかせんたー)

撮影:東部浄化センター/2020.6

「東部浄化センター」は、長野市上下水道局が維持管理する下水処理場の中で最も大きく、計画面積は3,553ha、計画人口 144,200人で、最大86,000m³/日の処理能力をもつ。所在地は長野市大字大豆島4330。大豆島は「まめじま」と読む。

市内には「戸隠高原浄化センター」「豊岡浄化センター」「鬼無里浄化センター」「信州新町浄化センター」「中条浄化センター」もあるが、東部浄化センターにはそれらの見本盤が集められていて一気に見られる。

入口に並べられた8枚の見本盤。

左側には、「長野市(りんごの花と実)」、「長野オリンピック」、「長野市・農集排」「旧豊野町」「旧中条村・特環(無彩色)」の蓋。

右側には、「旧鬼無里村・特環」、「旧信州新町・特環(羊とわさび)」、「旧戸隠村・特環」の蓋。

▼左側の5枚 ▼右側の3枚
長野市マンホール長野市マンホール長野市マンホール 長野市マンホール長野市マンホール長野市マンホール
長野市マンホール長野市マンホール それぞれの蓋をクリックすると蓋の部分の拡大画像が別ウィンドウで表示される。
 千曲川流域下水道・クリーンピア千曲(ちくまがわりゅういきげすいどう)

撮影:クリーンピア千曲/2020.6

千曲川流域下水道事業下流処理区の関連市町村は、長野市(北部)・須坂市・小布施町・高山村の2市1町1村。所在地は長野市赤沼2455。

平成29年度末で、処理面積4,458ha、処理人口152,968人。長野幹線、須坂幹線、須坂第2幹線、小布施幹線、高山幹線の5幹線の延長は36.5km。

長野市マンホール

撮影:クリーンピア千曲敷地内/2020.6

千曲川と清流復活の願いを込めたサケを描いた千曲川流域下水道の蓋。

かつて信濃川・千曲川は全国屈指のサケの産地として知られていて、松本や上田辺りまで遡上していたが、電源開発のために水涸れの区間ができ、途絶えてしまったそうだ。この蓋や千曲市の蓋にサケが描かれているのは、清流復活の願いの表れ。

写真にカーソルを重ねると「クリーンピア千曲」に展示されていたカラー見本盤(2020年6月撮影)が表示される。(見本盤を別ウィンドウで表示

路上のカラー盤はこちら

 千曲川流域下水道・アクアパル千曲(ちくまがわりゅういきげすいどう)

撮影:アクアパル千曲/2020.12

千曲川流域下水道事業上流処理区の関連市町村は、長野市南部・千曲市(旧更埴市・上山田町・戸倉町)・坂城町の2市1町。所在地は長野市真島町川合1060。

処理面積7,097ha、処理人口162,327人。千曲川幹線、松代幹線、戸倉幹線、更埴幹線、粟佐幹線の5幹線の延長は47km。

敷地内には6枚の屋外展示盤があった。

上段左から、千曲川流域下水道、長野市、旧更埴市
下段左から、坂城町、旧上山田町、旧戸倉町

長野市マンホール長野市マンホール長野市マンホール
長野市マンホール長野市マンホール長野市マンホール

長野市マンホール長野市マンホール長野市マンホール

左は屋内展示盤。

左から千曲川流域下水道(マンホールカードの座標の蓋)、諏訪湖流域下水道、犀川安曇野流域下水道の蓋。
 ■ 長野県流域下水道マンホールカードC ■ 取得:2020.12 アクアパル千曲
長野市マンホール流域下水道 【デザインの由来】(マンホールカード裏面の文章)
千曲川流域下水道を構成する3市2町1村の美しい里山と遠くに見える北アルプス、善光寺平を流れる千曲川を背景に、日本海から遡上してきたサケを、中央に配置しています。かつての千曲川流域は、日本海から多くのサケが遡上し、サケ漁も盛んでした。現在も地域の皆様により毎年サケの稚魚が放流されていますが、今のところ遡上はわずかしか確認されていません。サケが再び遡上してくることは長野県民の願いです。下水道事業の推進と共に、地域が一体となり千曲川をきれいな状態で守り続けることにより、多くのサケが再び遡上してくることを願ってデザインしました。
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