長野県 伊那市(いなし)
2006年3月31日に伊那市、上伊那郡高遠町と同郡長谷村が合併し、新・伊那市が発足した。
 旧・伊那市(いなし)
伊那市マンホール

撮影:「入舟」交差点から橋を渡ってすぐの歩道/2011.9

木曽へ木曽へと つけ出す米は
伊那や高遠の 伊那や高遠の なみだ米
ア ソリャコイ アバヨ
(伊那地方の民謡「伊那節」の一節)

古くは、米作りに適する土地の少ない木曽地方に上伊那から米を馬に乗せて運んだそうだが、そのときに通ったのが中央アルプスを越える「権兵衛峠」(現在は「権兵衛峠道路」として国道361号線のトンネルが抜けている)で、米俵を馬で運ぶ場面が描かれている。

 

伊那市マンホール

撮影:「入舟」交差点から橋を渡ってすぐ/2011.9

上と同デザインの無彩色盤。

 旧・高遠町(たかとおまち・上伊那郡)
伊那市マンホール

撮影:ご城下通りの歩道/2011.9

高遠といえばサクラ(タカトオコヒガンザクラ)。

左は高遠城址の桜。

ピンク色の小ぶりの桜がタカトオコヒガンザクラだろう。撮影したのはずっと以前。桜の時期には人でいっぱいだから、マンホールを撮影するなんて余裕はないだろう。

下は防火水槽と消火栓の蓋。/2011.9

伊那市マンホール 伊那市マンホール
 旧・長谷村(はせむら・上伊那郡)
伊那市マンホール

撮影:道の駅南アルプスむら長谷付近/2011.9

背景は南アルプスだろうか。村の木「カエデ」、村の花「クロユリ」が描かれている農集排の蓋。

長谷村は名前の通り、三峰川《みぶがわ》の長い谷間にできた村。東側に南アルプスがそびえている。

この蓋を撮影したのは早朝で、どのマンホールの蓋も日陰になっていた。日が射してくるのを待つ余裕がなく、200mくらい歩いて、ようやく日なたの蓋を見つけた。

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