熊本県 宇城市(うきし)
2005年1月15日、宇土郡三角町不知火町と下益城(しもましき)郡松橋町小川町豊野町が合併して発足した。
宇城市マンホール

撮影:松橋町竹崎/2011.1

この蓋は、宇城市の農集排の蓋。中央に2010年2月に制定された市章。市の木「サクラ」と市の花「コスモス」と市の鳥「ウグイス」が描かれている。

 旧・三角町(みすみまち・宇土郡)
宇城市マンホール

撮影:宇城市三角町波多/2015.2

浦地区農業集落排水の蓋。

「港と花と歴史の町」の文字と、町の花「スイセン」、ほかの地区の蓋にはなかった「ミカン」が描かれている。温州蜜柑が特産物で、町の木も「ミカン」になっていた。

宇城市マンホール

撮影:宇城市三角町波多/2015.2

上と同モチーフのハンドホールの蓋。スイセンの数は同じだがミカンが減っている。

 旧・不知火町(しらぬひまち・宇土郡)
宇城市マンホール

撮影:ローソン熊本不知火町店前/2015.2

中央の「不知火」の文字と「不知火」。上部には「ロマンの火とフルーツの里」の文字が入った汚水用マンホール蓋。

不知火とは八代海で旧暦8月1日前後に現れる蜃気楼の一種だそうで、気象現象だとわかるまでは妖怪とされていたようだ。

不知火という言葉は前から知っていて、「しらぬいまち」と読むのだと思っていたら、「しらぬひまち」とのこと。

宇城市マンホール

撮影:ローソン熊本不知火町店向かい側/2015.2

上と同デザインの枠が細いタイプ。

 旧・松橋町(まつばせまち・下益城郡)
宇城市マンホール

撮影:宇城市松橋町曲野/2015.2

上部に「フラワーパーク MATSUBASE」の文字。町章を挟んで上に町の木「マツ」、下に町の花「コスモス」が描かれている汚水用マンホール蓋。

宇城市マンホール

撮影:宇城市松橋町曲野/2015.2

上と同モチーフの小型盤。狭いところにぎゅっと押し込めた感があるが、コスモスの花の数は減らしてある。

 旧・小川町(おがわまち・下益城郡)
宇城市マンホール

撮影:小川町江頭/2011.1

JR鹿児島本線「小川駅」前から500m直進した交差点にあった蓋。

旧・小川町の花「スイセン」が描かれている。

 旧・豊野町(とよのまち・下益城郡)
宇城市マンホール

撮影:豊野町山崎/2011.1

町域を流れる小熊野川に架かる石橋「山崎橋」と「ホタル」、町の鳥「ウグイス」、そして県内一の生産量を誇る特産物「干し柿」を描いた汚水用カラーマンホール蓋。

この蓋は山崎地区のあちこちで見られ、蓋にある「山崎橋」のそばにもあったが、撮影したのは県道32号線の「北山崎橋」という小さな小さな橋のそば。車道上にあるわりにはきれいな蓋だった。

左は「山崎橋」の実物。蓋とは向きが違うが、陽当たりと背景を考えてこの画像にした。

橋のそばの説明板には、架橋は天保2年(1831年)、欄干は慶応2年(1866年)とあり、昭和58年11月に豊野村(当時)教育委員会が重要文化財に指定、とあった。車は通れないが、歩いて渡るのは問題ない。

この橋を撮った後、どこかに干し柿がぶら下がっていないかと探したのだが、全く見つけられなかった。後でわかったことだが、このシーズンは柿が不作で、例年の10分の1くらいしか生産できなかったそうだ。

宇城市マンホール

撮影:下安見公民館付近/2015.2

安見《やすみ》地区の農業集落排水のカラーマンホール蓋。下部に「とよの」「集排」の文字。

町の花「ツツジ」と特産物のメロン、ブドウ、ナシが描かれている。

宇城市マンホール

撮影:下安見公民館付近/2015.2

上と同デザインの無彩色盤。

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