岐阜県 本巣市(もとすし)
2004年2月1日に、本巣郡の本巣町真正町糸貫町根尾村が合併して誕生した。
 旧・本巣町(もとすちょう・本巣郡)
本巣市マンホール

撮影:本巣北消防署付近/2013.4

旧・本巣町はゲンジボタルの生息地だそうで、ホタルの光輪の中には旧町章まで描かれている。両脇にあるのは町の花「ササユリ」。

 旧・真正町(しんせいちょう・本巣郡)
本巣市マンホール

撮影:本巣市軽海の市民文化ホール付近/2013.4

町の花「スイセン」が描かれている。

本巣市マンホール

撮影:本巣市軽海の市民文化ホール付近/2013.4

町の花「スイセン」が描かれている。上の蓋と同デザインだが、よく見ると「下水」の文字の枠の大きさや、開閉用の穴の形状が違っている。ほとんど同じ場所にあったのに……。

 旧・糸貫町(いとぬきちょう・本巣郡)
本巣市マンホール

撮影:本巣市早野の香良洲神社付近/2013.4

「富有柿の町」と書かれているように、富有柿は旧・糸貫町の特産品。普通は登ってはいけないとされている柿の木に、キャラクター「かきちゃん」が登っているデザインの早野地区の集落排水の蓋。

 旧・根尾村(ねおむら・本巣郡)
本巣市マンホール

撮影:市役所支所付近/2013.4

デザインは「薄墨桜」と「菊花石」。空白部分には滑り止めのためだろう、桜の花びらが散りばめられている。中央に「NEO」、右に「おすい」の文字。

淡墨桜は高さより枝張りのほうが大きく、保存のためにつっかい棒で支えられているが、蓋の桜にもつっかい棒が描かれている。

下の「菊花石」は中にキクの模様がある石で、鑑賞石の最高峰とされている。中でも「根尾谷の菊花石」は学術上でも重要ということで、1941年(昭和16年)に国の天然記念物、1952年(昭和27年)には特別天然記念物に指定されている。

撮影:淡墨公園/2013.4

「淡墨桜」は淡墨公園にある樹齢1500年以上のエドヒガンザクラの古木。1922年(大正11年)に国の天然記念物に指定されている。

周辺は淡墨公園として整備され、すぐそばまで車で行け、駐車場もある。

蓋を撮りに行ったのは意図したわけではないが開花期。見ごろの時期はかなり渋滞するそうだが、訪れたのが夕刻だったため、巻き込まれることはなかった。

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