岐阜県 郡上市(ぐじょうし)
2004年 3月1日に、郡上郡の7町村(八幡町大和町白鳥町高鷲村美並村・明宝村・和良村)が合併して誕生した。
郡上市マンホール

撮影:郡上市八幡町島谷のいがわ小径/2019.6

清流の女王アマゴを描いたマンホールカード掲載の蓋。

デザインは八幡町時代だが、設置は明らかに合併後なので、郡上市の蓋とした。

郡上市マンホール

撮影:マンホールサミットin所沢/2022.11

郡上八幡城と水のヒーロー「GJ8マン」が描かれたカラーマンホール蓋の見本盤。

脇に立てられた説明書きの文章は別デザインのものだったが、「GJ8マン」については、
GJ8マンはさくらももこさんが愛して止まない郡上八幡の清流をモチーフにしたキャラクターで、名水を連想させる水色に全身を包まれ、肩から水筒を下げたずっこけヒーローです。郡上八幡の名所を舞台に、水筒に入った“きれいな水“を武器に悪者と戦い、この水をかけられた悪者は身も心も浄化され清らかになります。
と記されていた。

 旧・八幡町(はちまんちょう・郡上郡)
郡上市マンホール

撮影:八幡信用金庫付近/2013.3

蓋のデザインは清流の女王アマゴ。

かなり昔、もちろん八幡町時代に、厳寒期のシラメ釣りに行ったことがある。シラメとは降海型のアマゴがスモルト(銀毛)化したもの。ミッジと呼ぶ極小のフライを使っての難しい釣りで、長旅を癒すほどの釣果は得られなかった。そのときの釣り場は、合併した美並村だった記憶がある。

郡上市マンホール

撮影:郡上市八幡町小野/2019.6

上と同デザインの汚水桝の蓋。

 旧・大和町(やまとちょう・郡上郡)
郡上市マンホール

撮影:古今伝授の里フィールドミュージアム付近/2019.6

中央に町章、周囲に町の花「ヤマツツジ」が描かれ、その中に「古今伝授の里」の文字が入っている。

「古今伝授の里」の由来は、美濃篠脇城の城主であり、二条派歌学の正説を伝えた歌学者「東常縁《とう つねより》」が、美濃国妙見宮(現在の明建神社)で宗祇《そうぎ》に古今和歌集の読み方や解釈の奥義を伝えたことから。

郡上市マンホール

撮影:古今伝授の里フィールドミュージアム付近/2019.6

上と同デザインの小型盤。

 旧・白鳥町(しろとりちょう・郡上郡)
郡上市マンホール

撮影:郡上市白鳥振興事務所付近/2019.6

雪の結晶をイメージさせる背景に、中央に町のシンボルマーク、左に「SHIROTORI CHO」、右に「白鳥 し・あ・わ・せ フィールド」の文字。

 旧・高鷲村(たかすむら・郡上郡)
郡上市マンホール

撮影:郡上市高鷲町大鷲/2019.6

「駒ヶ滝」と村の木「モミジ」と渓流の女王「アマゴ」が描かれている。幹川流路延長166kmの長良川の始まりが、旧・高鷲村域の「大日ヶ岳」の北東麓であることから、「長良川源流」の文字が入っている。

郡上市マンホール

撮影:郡上市高鷲町ひるがの/2019.6

ひるがの高原のミズバショウを描いたマンホール蓋。ちなみに村の花は「コブシ」。

 旧・美並村(みなみむら・郡上郡)
郡上市マンホール

撮影:乗性寺付近/2013.3

蓋のデザインはサクラと長良川のアユ。アユとわかるように追い星が描かれているところが、にくい。中央のマークは村章でも、その前の村章でもなく、正体不明。※人口重心のモニュメントらしい。

特定環境保全公共下水道の蓋。

郡上市マンホール

撮影:乗性寺付近/2013.3

上と同デザインの小型盤。

 旧・和良村(わらむら・郡上郡)
郡上市マンホール

撮影:郡上市和良町法師丸/2019.6

和良川のアユを描いたマンホール蓋。

和良川は木曽川水系の支流。河川法上では、揖斐川も長良川も木曽川水系に包括されるそうだが、伊勢湾に注ぐ位置は木曽川とは異なる。和良川は水質が良いため、アユの餌になる珪藻も良質、良いアユが育つらしい。

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