千葉県 野田市(のだし)
2003年6月6日に東葛飾郡関宿町を編入。
野田市マンホール野田市マンホール

撮影:勤労青少年ホーム前の歩道/2010.11

マンホールカードの座標の蓋。デザインは、市の木「ケヤキ」に市の花「ツツジ」に市の鳥「ヒバリ」。

最初に無彩色盤のこの蓋を見たときには、この鳥がヒバリだとはまったく思わなかった。ヒバリは地面の鳥と相場が決まっていて、枝止まりをするとは思えない。3つのシンボルを無理やり一つの絵にしようとしたからだろう。

 ■ 野田市マンホールカードA ■ 取得:2020.12 野田市役所
野田市マンホール野田市マンホール 【デザインの由来】(マンホールカード裏面の文章)
このデザインは、野田市の木「けやき」、花「つつじ」、鳥「ひばり」をテーマにしています。けやきは郷土緑化運動の一環として選定され、根を広く張って天高く伸びることから将来に向けての野田市のイメージであり、つつじは誰にでも親しまれる家庭的な花で、色の鮮やかさ群生の美しさは多くの市民に親しまれています。ひばりのさえずる声は明るく軽やかで、翼を広げて天高く飛ぶ様は、はつらつとした印象があり、野田市の発展を象徴しています。また、野田市のみどり豊かな自然環境を次世代の子どもたちに残すため、コウノトリをシンボルとした生物多様性の保全・再生にも取組んでいます。
野田市マンホール野田市マンホール

撮影:勤労青少年ホーム前の歩道/2020.12

上の親子蓋の全体。10年前にはまだ親子蓋全体を撮るという発想がなく、子蓋の部分しか撮っていなかった。

10年前と比べると、樹脂の剥離が多少進んでいるようだ。

野田市マンホール

撮影:勤労青少年ホーム付近/2010.11

上の無彩色盤。

画像にカーソルを重ねると「平井中継ポンプ場」に展示されていた見本盤(2020年12月撮影)が表示される。(見本盤を別ウィンドウで表示

野田市マンホール

撮影:「香橋」付近の交差点/2020.12

上と同デザインの雨水用カラーマンホール蓋。下部右側の文字が「うすい」。

下水道課の職員の方に教えていただいた場所の蓋だが、予想していたよりもきれいだった。

野田市マンホール

撮影:野田市役所駐車場/2020.12

上と同デザインの雨水用マンホール蓋。下部右側の文字が「うすい」。

野田市マンホール

撮影:野田市山崎/2020.12

上と同デザインの汚水用小型盤。

野田市マンホール

撮影:野田市山崎/2020.12

上と同デザインの汚水用小型盤の仕様違い。

 旧・関宿町(せきやどまち・東葛飾郡)
野田市マンホール

撮影:野田市次木関宿中央ターミナル付近/2010.3

旧・関宿町の花「ボタン」(市の木は「イチイ」)をデザインした汚水用カラーマンホール蓋。下部に関宿の「セ」と利根川・江戸川を表す二本の曲線を組み合わせた町章。

野田市マンホール

撮影:野田市次木関宿中央ターミナル付近/2010.3

上の無彩色盤。

画像にカーソルを重ねると「平井中継ポンプ場」に展示されていた見本盤(2020年12月撮影)が表示される。(見本盤を別ウィンドウで表示

野田市マンホール

撮影:千葉県立関宿城博物館/2010.3

デザインは、戦国時代には関東の中心部における最重要拠点であったという「関宿城」。明治の初期に廃城となり、現在は、本来の城跡とは無関係の場所に模擬櫓が建てられて「千葉県立関宿城博物館」として公開されている。

博物館の入口にはもっときれいなものが展示されているそうだ。

 ■ 野田市マンホールカードB ■ 取得:2023.1 いちいのホール
野田市マンホール野田市マンホール 【デザインの由来】(マンホールカード裏面の文章)
2003年野田市と合併した関宿町は、東は利根川を境に茨城県、西は江戸川を境に埼玉県と接する千葉県最北端の町でした。二つの大きな河川に挟まれて江戸時代から利根川水運の中継地として栄え、江戸の玄関口として川関所が置かれて譜代の大名が治めた、関宿藩の城下町です。マンホール蓋には、野田市指定史跡「関宿城跡」の北東、利根川・江戸川の分岐点にも近いスーパー堤防上にある、江戸城の富士見櫓を参考に復元された関宿城の三階天守(千葉県立関宿城博物館)、縁起が良いとされる常磐の緑が美しい松、未来にはばたく明るい町作りをめざす姿を象徴する町章が描かれています。
野田市マンホール

【展示板の説明文】

関宿町型グラウンドマンホール

関宿城博物館をデザインしたものです

撮影:いちいのホール/2023.1

左はマンホールカードBの配布場所であるいちいのホールに置かれていた展示板。マンホールカード表面の座標がここ。

2020年12月に平井中継ポンプ場で撮影した展示板とマーブル模様が同じなので、枠を新たにしたものと思われる。

野田市マンホール

撮影:野田市関宿台町・ファミリーマート付近/2010.3

上の汚水用。下の画像は関宿城博物館の模擬櫓。

野田市マンホール

撮影:野田市次木関宿中央ターミナル付近/2010.3

上と同デザインの雨水用無彩色盤。

画像にカーソルを重ねると「平井中継ポンプ場」に展示されていた見本盤(2020年12月撮影)が表示される。(見本盤を別ウィンドウで表示

 平井中継ポンプ場(ひらいちゅうけいぽんぷじょう) 
撮影:平井中継ポンプ場/2020.12
野田市役所の下水道課で展示板の有無を訊ねたら平井中継ポンプ場を教えてくださった。民間委託なので下水道課から連絡をしていただき、車で20分ほどの平井中継ポンプ場に移動。玄関を入ったところに3枚の展示板があったが、2階の事務室に挨拶をしてから撮影。旧:関宿町の展示板だけと聞いていたが野田市型の展示板もあった。
野田市マンホール

【展示板の説明文】

通水記念鉄蓋

寄贈 日本下水道事業団

野田市マンホール

【展示板の説明文】

関宿町型グラウンドマンホール

関宿城博物館をデザインしたものです

野田市マンホール

【展示板の説明文】

野田市型マンホール蓋

野田市の木(ケヤキ) 花(ツツジ) 鳥(ヒバリ)をデザインしました

 櫻木神社の蓋(さくらぎじんじゃのふた) 
野田市マンホール

撮影:櫻木神社境内/2020.12

盤面いっぱいの様々な大きさのサクラの花。「Sakuragi jinjya」と書かれた櫻木神社のカラーマンホール蓋。

訪れた時間帯のせいか、季節のせいか、木の影がかかってしまった。

櫻木神社は野田市最古の社。旧社格は村社だが、1992年の再建で立派な拝殿や神門がある。サクラの名所ということで配慮したのか派手な朱塗りの柱などはなく、新しい造営なのに落ち着いた雰囲気。

盤面にいくつかある花芯が描かれたサクラは社紋。

野田市マンホール

撮影:櫻木神社境内/2020.12

上と同デザインの色違い。

撮影:櫻木神社境内/2020.12

黒地の蓋の場所。見事に影が入っている。白地の蓋の場所は画面の右の外側に当たる。

【下左】境内のトイレには川屋神社(厠神社・トイレ神社)があり、傍らの立て札には「美人成就・健康長寿・安産・子授け・福徳、……」等々のご利益が書かれていた。

【下右】立て札に「トイレについては清浄と清潔を保つことで厠の神様の御加護がいただけるのです。」と書いてあるだけあって、男子トイレは神社のトイレとは思えないほどモダンで、個室のトイレは自動で蓋が開閉するシャワー付き。

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