青森県 五所川原市(ごしょがわらし)
2005年3月28日に、五所川原市、北津軽郡金木町、市浦村が合併し、新「五所川原市」が発足した。市浦地区は間に中泊町中里地区を挟んで飛び地になっている。
五所川原市マンホール

撮影:フレンドファーマシー五所川原店の歩道/2013.6

図案は「虫送りの『虫』」。稲を病害虫から守ることを目的に伝わる慣習「虫おくり」は津軽西北地方に残る民俗。龍のような形をした「虫」は頭は木で、胴は藁で造られているそうだ。

下部の黄色い円の中が合併後の新市章。これと同じ蓋は200mほど東の川を渡ったところにもあるのだが、すっかり褪色してしまっている。

五所川原市マンホール

撮影:フレンドファーマシー五所川原店の歩道/2013.6

上と同デザインの小型盤。色合いから新市のもの。
▼「ムッシーくん」という名前のキャラクター。

五所川原市マンホール

撮影:エルムの街付近/2013.6

新市章入りの無彩色小型盤。

五所川原市マンホール

撮影:五所川原駅と「立佞武多の館」の中間地点辺り

1998年に復興された立佞武多(たちねぷた)が描かれている。立佞武多は15台ほどあるらしいが、蓋に描かれているのは復興当時の「親子の旅立ち」と名づけられたもののようだ。

初めは「漢雲」という名前なのかと思ったが、これは右から「雲漢」と読み、「天の川」のことだそうだ。七夕との絡みらしい。「立佞武多祭り」は8月4日から8月8日に開催される。

五所川原市マンホール

撮影:五所川原駅と「立佞武多の館」の中間地点辺り

上と同デザインの無彩色盤。

五所川原市マンホール

撮影:五所川原駅と「立佞武多の館」の中間地点辺り

無彩色小型盤とカラー盤があった交差点。

 旧・五所川原市(ごしょがわらし)
五所川原市マンホール

撮影:布屋町の居酒屋きらくん坊の前/2013.6

図案は新市のものと同じだが、下部の市章が合併前のもの。周りの炎の色も異なっている。これと同じ蓋は水道事業所付近に何枚かある。

さらに、ショッピングモール「エルムの街」にはたくさんあるのだが、そこは褪色ではなく樹脂が抜け落ちてしまったものがほとんど。最初にそれらの蓋を見たものだからがっかりしてしまったが、探し回った結果この蓋を発見してほっとした。

 

五所川原市マンホール

撮影:五所川原市中央1丁目/2013.6

上と同デザインの無彩色盤。

五所川原市マンホール

撮影:五所川原市中央1丁目/2013.6

上と同様に「虫」が描かれているが炎がないハンドホールのカラー蓋。

五所川原市マンホール

撮影:五所川原市中央1丁目/2013.6

上と同デザインの汚水桝の蓋。

 旧・市浦村(しうらむら・北津軽郡)
五所川原市マンホール

撮影:十三地区/2009.8

十三地区の漁集排の蓋。図案は、中央部が「十三の砂山(とさのすなやま)」の盆踊りで、その周りに十三湖でとれるシジミを13個並べている。土佐の砂山まつりは、毎年8月14日~8月15日に十三地区で行われる。

五所川原市マンホール

撮影:市役所市浦庁舎付近/2013.6

相内の虫送り(毎年、6月第2土曜日に行われる)の様子が描かれている、特環の蓋。

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