愛知県 豊川市(とよかわし) | |
豊川市は、2006年2月1日に宝飯郡一宮町を、2008年1月15日に宝飯郡音羽町、御津町を、2010年2月1日に宝飯郡小坂井町を編入した。 | |
撮影:豊川駅東口/2017.12 2009年に誕生した豊川市宣伝部長の「いなりん」を中央に、左右に市の花「サツキ」、上に市の木「クロマツ」を描いた汚水用カラーマンホール蓋。「いなりん」の周りには、市の象徴「サクラ」も。同じ蓋は豊川稲荷の門前、商店街の入り口にもあるが、たくさんの観光客に踏まれているために少し汚れている。 キツネというと、ほっそりスマートな印象があるが、いなりんは豊川いなり寿司との合体キャラであるため太めである。 |
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市内を流れる豊川と奥の山は山容からすると本宮山だろうか。市の木「クロマツ」と市の花「サツキ」、それに豊川稲荷を連想させる「キツネ」も描かれている。 |
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撮影:門前町の商店街/2011.6 上の無彩色盤。下は豊川稲荷の門前にある蓋。 |
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雨傘とてるてる坊主が描かれた雨水用の蓋。 |
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市の木「クロマツ」の間にキツネが鎮座ましましている汚水桝の蓋。 |
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砂にまみれた防火貯水槽の蓋。 |
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旧・一宮町(いちのみやちょう・宝飯郡) | |
撮影:豊川市一宮町旭/2017.12 |
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旧・一宮町の町の木「モクセイ」が描かれた雨水用マンホール蓋。中央に町章、下部に「雨水」の文字。汚水用とデザインは同じだが、蓋の仕様が異なっている。 |
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旧・音羽町(おとわちょう・宝飯郡) | |
撮影:「大橋屋旅館」前/2011.6 |
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撮影:「大橋屋旅館」付近/2011.6 上の無彩色盤。下の写真は蓋と大橋屋旅館。 |
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「大橋屋旅館」は東海道筋で唯一営業を続けている旅籠で、1716年(といわれる)創業時の屋号「伊右エ門 鯉屋」という間口9間、奥行は23間ほどの大旅籠。 ちょっと立ち寄っただけなのだが、内部の見学をさせてくれるという願ってもない話に、ずうずうしくも上がり込んで写真を撮らせてもらった。 左は入ってすぐのところ。手筒花火の筒がある。 |
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左は階段を上ったところ。太い梁が見える。黒いのは囲炉裏でいぶされた色。中央付近の円形のものは大旅籠であることを示す笠。 下左は2階の部屋。行灯や長火鉢が江戸の頃を感じさせる。蛍光灯以外に余分な設備は一切ない。 下右は障子を開けて外を見たところ。マンホールが見える。この通りが旧・東海道。当時はこうして格子越しに参勤交代の列を見ていたのだろう。 ちょっとタイムスリップ気分。 |
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広重の浮世絵の中央近くに描かれている青い石灯籠の現物がこれ。 京都大徳寺高桐院の石灯籠と同じ形式で、南北朝時代のものだそうだ。 天辺の宝珠の形が顔のように見えたのでご主人に尋ねると、猫が飛びついて下に落ち、庭石にぶつかって欠けてしまったとのこと。そんなことまで教えてくださった。 |
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旧・御津町(みとちょう・宝飯郡) | |
撮影:「御津中学校」付近/2011.6 「光る海、輝く緑」というのが旧・御津町のキャッチコピー。三河湾の一番奥にあり、温暖で風光明媚を謳う。蓋をよく見ると、太陽もカモメも山も建物もみんな光っている。 神社や住宅の中にビニルハウスが見えるが、旧・御津町は日本有数のシクラメン栽培地だったとのこと。ポップなデザインだが、芸が細かい。 |
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