山形県 金山町(かねやままち・最上郡)
金山町マンホール

撮影:町役場付近/2012.4

金山町役場の裏手を流れる農業用水路「金山大堰」と鯉が描かれている。

「大堰公園」に立てられた説明板によると、金山大堰は戦国時代の末頃に農業用水として造られ、近世に入ってからは農業及び生活用水として金山集落の命の水として利用されてきたそうだ。昭和52年度から7ヶ月間の改修工事が行われ、現在の姿になっているという。

上の蓋に描かれた風景。用水の中にはたまたま緋鯉が写っていて、上と同様の風景になった。大堰の左手は遊歩道、右手は大堰公園。

この場所は町役場奥の駐車場から「大堰」に出て、上流側に歩いてすぐのところ。ここの水はゆったり流れているように見えるが、直下に分流のための堰が設けられていて、流れが緩くなっているため。大堰全体としては結構急な流れであった。

※左の画像にマウスポインタを重ねると、遊歩道にベンチが設置された2018年6月現在の画像が表示される。

金山町マンホール

撮影:町役場付近2012.4

金山型住宅と長屋門が描かれている。

中央下は上の蓋同様に大堰の流れとばかり思い、大堰沿いにこの風景を探してみたが、どうも見つからない。たまたま大堰公園の休憩所を閉めにきた方に訪ねてみると、長屋門に続く道路とのこと。場所を教えられ行ってみると、この蓋と同じ風景(下左)が見られた。

道路の一番奥に描かれているのが長屋門(下右)で、町でも最も古い建築物の一つとのこと。残念なことに大雪で潰れてしまい、部材は保存されているものの2018年現在では再建されていない。

※下左の画像にマウスポインタを重ねると、長屋門がなくなり、左側の建物等が改修された2018年6月現在の画像が表示される。

金山町マンホール

撮影:グリーンバレー神室付近2012.4

町の特産品「杉」をデザインした蓋。中央は町章。

マンホールの蓋とは関係ないが、真室川町へ向かおうと金山町を出た途端、右手に面白い光景が見えた。三角形に見える山が3つ並んでいる。まるで、エジプトはギザのピラミッドのようだ。

山の名前を調べてみたら、左から薬師山436.8m、中の森405m、熊鷹森390m。金山のギザ、と呼びたい。

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