東京都 小平市(こだいらし) | |
小平市の風景を描いたカラーマンホール蓋。小平駅前から南に延びる道路の歩道上には、このカラー盤がたくさんある。 路上にあるものはだいぶ色褪せている。画像にカーソルを重ねると、「小平市ふれあい下水道館」の地下5階の床に埋め込まれた見本盤が見られる。(展示盤を別ウィンドウで表示) |
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■ 小平市マンホールカードA ■ 取得:2020.11 小平ふるさと村 | |
【デザインの由来】(マンホールカード裏面の文章) 小平市の公共下水道は、1991年3月に全国の自治体で13番目に早く整備が完了しました。これを記念して同年に一般公募で決まったのが、このデザインです。東に新宿の高層ビル、西に富士山を仰ぐことのできる、自然に恵まれた閑静な住宅地域をイメージしています。その中に、交通システムの改革も表しているデザインとなっています。ちなみに、このマンホール蓋を展示している「小平市ふれあい下水道館」も、同公共下水道の完成を記念して建設(1995年に開館)されたもの。日本で唯一、自由に下水道管の中に入ることができる、とてもめずらしい施設です。 |
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上と同デザインのカラーマンホール蓋枠付き。上の蓋とは色の着け方が異なっている。 |
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上の無彩色盤。基本的なデザインは同じだが、カラー盤よりも樹木の葉や屋根瓦の描き方が細かくなっている。 |
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汚水用。なぜか魚。中学生がデザインしたとか。中央に「小平」を図案化した市章。 画像にカーソルを重ねると、「小平市ふれあい下水道館」の地下5階の床に埋め込まれた見本盤が見られる。(展示盤を別ウィンドウで表示) |
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撮影:西武新宿線小平駅北口付近/2010.1 上の無彩色盤。 |
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「雨水吸込」とある。中央のデザインは市の木「ケヤキ」と市の花「ツバキ」だが、周囲の十二支の間にあるのは「イチョウ」で、都とのコラボではないかという話もあるが、詳細は不明。 画像にカーソルを重ねると、「小平市ふれあい下水道館」の地下5階の床に埋め込まれた見本盤が見られる。(展示盤を別ウィンドウで表示) |
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撮影:「錦城高校南」交差点付近/2010.1 上の無彩色盤。ただし、文字が書いてある部分は異なっていて、「雨水吸込」ではなく「雨水の道」になっている。 |
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市の花「ツツジ」が描かれ、上部に「KODAIRA」の文字。駅から400mほど南のガソリンスタンド前に1枚あった。「小平市ふれあい下水道館」の駐車場にも1枚だけあったが、この蓋以上に色褪せている。 画像にカーソルを重ねると、「小平市ふれあい下水道館」の地下5階に台座付きで置かれた見本盤が見られる。(展示盤を別ウィンドウで表示) |
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小平駅南口にもあった「小平市ふれあい下水道館」の案内。小平駅のものは破損がひどかったが、下水道館から100mほど北の「久右衛門橋」のそばの遊歩道でこれを見つけた。 ※2020年現在、この蓋は多分2枚下の下水道管を描いた蓋と交換されている。 |
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東京ドロンパシリーズ | |
小平市に練習グラウンドがある「FC東京」のマスコット「東京ドロンパ」シリーズの蓋。 小平市ふれあい下水道館を背景に、「東京ドロンパ」と小平市ふれあい下水道館のキャラクター「ヒルガタワムちゃん」が描かれている。上部に「小平市ふれあい下水道館」、左側に「KODAIRA S.SEWER」の文字。 「ヒルガタワムちゃん」は活性汚泥中に存在する微生物「ヒルガタワムシ」がモデル。女の子に見えるけれど、実際、単為生殖をして生まれるのは雌ばかりだそうだ。 画像にカーソルを重ねると、「小平市ふれあい下水道館」の地下5階の床に埋め込まれた見本盤(2020年11月撮影)が見られる。(見本盤を別ウィンドウで表示) |
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■ 小平市マンホールカードB ■ 取得:2020.11 小平市ふれあい下水道館 | |
【デザインの由来】(マンホールカード裏面の文章) 市内に練習グラウンドがあるJリーグ・FC東京のチームマスコット「東京ドロンパ」と、小平市ふれあい下水道館の微生物キャラクター「ヒルガタワムちゃん」が一緒に小平市ふれあい下水道館に見学に来た様子をデザインしたマンホール蓋です。小平市ふれあい下水道館は、日本で唯一、誰でも自由に地下25mの実際に使われている下水道管の中に入り、下水の流れる音やにおい、色などを感じるリアルな体験を通じて、下水道の大切さを楽しく学べる施設です。汚水をきれいにする微生物を顕微鏡で観察するコーナーもありますので、ヒルガタワムシなどの微生物を是非見つけに来てください。 |
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小平市に練習グラウンドがある「FC東京」のマスコット「東京ドロンパ」シリーズの蓋。 小平市ふれあい下水道館の地下25メートルにあって見学できる下水道管に入った「東京ドロンパ」と「ヒルガタワムちゃん」。上部に「KODAIRA S.SEWER」、見学のための足場になっているデッキの下に「Museum of the Sewerage」の文字。 |
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小平市に練習グラウンドがある「FC東京」のマスコット「東京ドロンパ」シリーズの蓋。 「東京ドロンパ」が繰り出すシュートを横っ飛びでセーブしようとしているのは、ブルーベリー栽培発祥の地をPRするために生まれた小平市のマスコットキャラクター「ぶるべー」。 上部に「KODAIRA」「s.sewer」の文字。 |
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撮影:FC東京小平グラウンドの見学者用入口付近/2020.7 小平市に練習グラウンドがある「FC東京」のマスコット「東京ドロンパ」シリーズの蓋。 「東京ドロンパ」はタヌキをモチーフにしたキャラクターで、2009年生まれ。FC東京は当時のJ1で唯一チームマスコットを持っていなかったそうだ。このポーズはマスコット誕生時の画像と同じで、どうやら決めポーズのようだ。 右側に「KODAIRA」「sewer」の文字。 |
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小平市に練習グラウンドがある「FC東京」のマスコット「東京ドロンパ」シリーズの蓋。 上と同じような構図だが、「東京ドロンパ」の描き方がゆるくなっている。 左側に「KODAIRA」「sewer」の文字。 |
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撮影:西武新宿線小平駅北口付近/2010.1 亀甲パターンの汚水用。 |
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撮影:西武新宿線小平駅北口付近/2010.1 市章入りの防火水槽の蓋。大胆なデザイン。 |
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小平市ふれあい下水道館 | |
撮影:小平市ふれあい下水道館/2010.1 府中街道「久右衛門橋」交差点のすぐ南にある「ふれあい下水道館」。 1990年度に下水道普及率100%達成を記念してつくられた、地上2階、地下5階建ての施設。地下25メートルに埋められている実物の下水道管の中に入る体験ができる全国でも珍しい施設。 地下の各階には下水道のしくみや江戸時代の下水道など、いろいろな展示がある。 |
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右の画像は地下5階。床にはカラー見本盤が埋め込まれ、左奥に潜水艦の扉のような下水道への入口がある。 扉の向こうの下水管は合流用で雨水も入ってくるため、大雨が降ったときなどは見学用のデッキ(下の画像に見えている床)の高さを越える水が流れてくるそうだ。そんなときは当然防水扉を閉めることになる。 下水道には、下の画像の防水扉から入っていく。実際に入って見たが、下水道の中(右下の画像)はやはり臭うので、1分といられなかった。 |
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▼管の直径は4.5m(2018年3月撮影) |
▼ゲリラ豪雨時の録画映像も見られた(2018年3月撮影) |
▼地下5階の床の埋め込み展示盤(2020年11月現在) |
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