静岡県 伊東市(いとうし)
伊東市マンホール

撮影:伊東市東松原町の松川通り/2019.9

「東海館と浴衣」をテーマにした新しいデザインマンホール蓋。赤、ピンク、黄色、黄緑色、黄土色、茶色、青、水色、灰色、白、クリーム色と、たぶん11色が使われている贅沢な仕様。東海館の前に2枚あった。

『東海館』は、昭和初期の建築様式をそのまま残す木造3階建の温泉旅館で、平成9年の廃館後は伊東市に寄贈されて、市を代表する観光施設として生まれ変わった。

伊東市では「按針祭海の花火大会」をメインに7月から8月に17回も花火を打ち上げるそうで、「灯籠の流れ花火大会」のときにはこの蓋の風景が見られるのかもしれない。女性の浴衣の柄に市の木、市の花である「ツバキ」をさりげなく使っている辺りがにくい。

 ■ 伊東市マンホールカードA ■ 取得:2023.9 伊東温泉観光・文化施設「東海館」
伊東市マンホール伊東市マンホール 【デザインの由来】(マンホールカード裏面の文章)
昭和初期開業の木造旅館を改装した伊東温泉観光・文化施設「東海館」を背景に、浴衣姿で温泉情緒ある街並みと灯籠流し・花火を見て楽しむ親子を図案化しました。父親が持つ団扇に市の鳥「イソヒヨドリ」、母親の浴衣に市の花「椿」を描いています。市制施行日の8月10日をメインに開催される「按針祭(あんじんさい)」では、東海館前を流れる伊東松川で灯籠流しが行われます。夜色の中、色彩豊かな灯籠が流れていく光景は幻想的であり、フィナーレを飾る花火大会では約1万発の花火が打ち上げられます。本市の夏の風物詩である「光と浴衣」をテーマに、浴衣での街歩きを楽しめる取組を行っています。
伊東市マンホール

撮影:伊東市東松原町の松川通り/2023.9

上と同デザインの色違い。マンホールカードに掲載されているのはこちらの色合いの蓋。

色が違うのは東海館の提灯、男性が持つうちわの色、女の子の浴衣と持っている灯籠の色。

伊東市マンホール

撮影:湯の花通りの東外れ/2023.9

上の無彩色盤。

伊東市マンホール

撮影:伊東市東松原町の松川通り/2019.9

従来からある「松川タライ乗り競争」のデザイン蓋が多色カラーになって2019年7月に登場。

やはり、カラーのほうがデザインがわかりやすい。

伊東市マンホール

撮影:伊東市中央町4丁目の商店街/2011.11

伊東温泉の中央を流れる松川で行われる「松川タライ乗り競争」の様子をユーモラスに描いた蓋。たらいの大きさは直径1m、深さ30cm程というから、操船?は結構難しそうだ。

右上のマークは、「い」を10(とお)円形に並べた市章の中に「下水」の文字を入れたもの。

伊東市マンホール

撮影:伊東駅付近の商店街/2011.11

上の無彩色盤。下はカラー盤があるアーケード街。

伊東市マンホール

撮影:伊東市東松原町の松川通り/2019.9

従来からある城ヶ崎海岸の「門脇吊橋」と「門脇埼灯台」デザインの蓋も多色カラーになって2019年7月に登場。

無彩色盤とは松の枝や市章の部分の凹凸が変わっている。

伊東市マンホール

撮影:伊東駅付近/2011.11

城ヶ崎海岸の「門脇吊橋」と「門脇埼灯台」が描かれた蓋。

伊東市マンホール

撮影:伊東郵便局付近/2011.11

市の木でもあり市の花でもある「ツバキ」が描かれている汚水桝の蓋。

伊東市マンホール

撮影:伊東市湯川/2013.4

上よりひと回り小さい汚水桝の蓋。

 

伊東市マンホール

撮影:伊東市松川町/2019.9

上と同モチーフのハンドホールの蓋。

伊東市マンホール

撮影:伊東市東松原町/2023.9

共同溝の蓋。

伊東市マンホール

撮影:伊東市富戸/2011.11

市章が入った消火栓。

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