埼玉県 皆野町(みなのまち・秩父郡)
皆野町マンホール

撮影:皆野町皆野/2020.6

デザインは「秩父音頭」。上部に「ちちぶおんど」、下部に「秩北」「下水道」の文字。「秩北」とは「秩北《ちちほく》衛生下水道組合」のこと。平成20年4月の埼玉県一部事務組合一覧では「皆野・長瀞上下水道組合」となっている。特定環境保全公共下水道の蓋。

2009年11月に一度撮影していたが、見づらいので撮り直した。

写真にカーソルを重ねると「長瀞浄化センター」に展示されていたカラー見本盤(2020年6月撮影)が表示される。見本盤はこの蓋と同じ作り。(見本盤を別ウィンドウで表示

皆野町マンホール

撮影:皆野町皆野/2022.6

上と同デザイン同仕様の子蓋を収めた親子蓋。親蓋は円を格子状に繋いだ地模様。

皆野町マンホール

撮影:皆野町皆野/2020.6

上と同デザインの仕様違い。「ちちぶ」「おんど」の文字が分かれている。特定環境保全公共下水道の蓋。

展示盤や上の蓋と比べると、手前の2人の着物の裾模様が省かれている。さらに、全員の袖の模様もない。

「えっ、秩父音頭は秩父市じゃないの?」と思ったら、そうではないらしい。踊りは古くからあったが、大正末期に皆野町の俳人金子伊昔紅《いせきこう》が、この踊りを本来の姿に近づけ、一般募集した歌詞を加えて「秩父豊年踊り」として披露、その後「秩父音頭」と改名され、現在では8月14日に皆野町で「秩父音頭まつり」が催されているそうだ。

皆野町マンホール

撮影:皆野町皆野/2020.6

上と同デザインの仕様違い。

皆野町マンホール

撮影:皆野町皆野/2020.6

上と同デザインの仕様違い。左右にナンバー枠がある。

手前二人の裾模様がなく、全員の袖の模様がなく、さらに裾模様が大柄になっている。まさに間違い探し……。

皆野町マンホール

撮影:皆野町金崎/2022.6

上と同デザイン同仕様の子蓋を収めた親子蓋。親蓋は目の細かい亀甲模様。

皆野町マンホール

撮影:皆野町皆野/2020.6

上と同デザインの小型盤。左右にナンバー枠がある。

皆野町マンホール

撮影:皆野町皆野/2020.6

上と同デザインだが「ちちぶおんど」の文字がない。仕様も異なり、V字模様の枠付き。特定環境保全公共下水道の蓋。

2009年11月に一度撮影していたが、見づらいので撮り直した。

撮影:長瀞浄化センター/2020.6

「長瀞浄化センター」の玄関にあったカラー展示盤。

左の皆野町の蓋の上下には【秩父衛生下水道組合向け/皆野町型グラウンドマンホール】【この鉄蓋のデザインは、皆野町で発祥した関東三大民謡の一つ「秩父音頭」をモチーフにしました。】、右の長瀞町の蓋の上下には【自然と調和する快適な暮らしをめざしたデザインマンホール蓋】【このデザインは、清流をいつまでもの願いをこめて、長瀞の風物詩「ライン下り」をモチーフにしました。】とある。

現在設置しているのはASDタイプの蓋のみとのこと。

ページの先頭へ 路上の美術館トップへ
皆野 inserted by FC2 system