新潟県 出雲崎町(いずもざきまち・三島郡)
出雲崎町マンホール

撮影:「良寛記念館」付近/2010.7

描かれているのは、「出雲崎おけさ」を踊る女性、日本海に沈む「夕日」と荒波、「油田」の鉄塔、そして、生産量日本一の「紙風船」。日本で初めて機械による掘削が成功した尼瀬油田があったことから石油産業発祥の地とされる。

「おけさ」は九州・牛深の「ハイヤ節」を源流として北前船によって越後に伝わったといわれる唄。「佐渡おけさ」「新潟おけさ」「柏崎おけさ」「小木おけさ」「寺泊おけさ」など、新潟各地にあるらしい。

出雲崎は松尾芭蕉に随行した曽良の日記にも登場する地名。良寛の出生地として知られ、町内各所に良寛の名前が見られるのに、残念なことに蓋には描かれていない。

出雲崎町マンホール

撮影:出雲崎町小竹/2023.5

上と同デザイン同仕様の子蓋を収めた親子蓋。親蓋は亀甲模様。

出雲崎町マンホール

撮影:出雲崎町羽黒町/2023.5

上と同デザインのハンドホールサイズの汚水桝の蓋。

出雲崎町マンホール

撮影:「小木」交差点付近/2010.7

この蓋に描かれているのは、波模様の背景と、江戸時代から正月の行事として伝統的に行われてきた「獅子舞」。

出雲崎町マンホール

撮影:道の駅 越後出雲崎天領の里/2023.5

上と同デザインのカラー盤。波の部分の凹凸は変更されている。マンホールカードの座標の蓋。

マウスのポインタを重ねると、天領出雲崎時代館に展示されていたカラー見本盤が表示される。(見本盤を表示)

 ■ 出雲崎町マンホールカードA ■ 取得:2023.5
出雲崎町マンホール出雲崎町マンホール 【デザインの由来】(マンホールカード裏面の文章)
出雲崎の冬の日本海の荒波を背景に、江戸元禄年間から行われてきた出雲崎町の正月を代表する伝統行事「獅子舞」が描かれたマンホール蓋です。「獅子舞」は、毎年小正月頃まで町内各地で行われ、各町内の神社から若衆に担がれた威勢のいい獅子が、太鼓や笛、ほら貝の音色に合わせて妻入りの街並みの家々を一軒一軒勇ましく回り一年の無病息災を祈念します。獅子のデザインや担ぎ手の伝統衣装は町内ごとに異なるほか、11日には金色の獅子頭に派手な色で染め分けたシッポを持った「飴獅子」が登場し、そのきらびやかな雄姿をカメラに収めようと、毎年多くの観光客が訪れます。
出雲崎町マンホール

撮影:出雲崎町小木/2023.5

上と同デザインの子蓋を収めた親子蓋。親蓋は亀甲模様。

出雲崎町マンホール

撮影:出雲崎町川西/2023.5

上と同デザインの子蓋を収めた大径の親子蓋。親蓋は亀甲模様。

ページの先頭へ 路上の美術館トップへ
inserted by FC2 system