兵庫県 豊岡市(とよおかし) | |
2005年4月1日に、城崎郡の城崎町・竹野町・日高町、出石郡の出石町・但東町と新設合併し、新・豊岡市となった。 | |
旧・豊岡市(とよおかし) | |
撮影:豊岡駅前交差点付近/2011.8 コウノトリとコスモスが描かれている仕切弁。 |
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上と同じモチーフの消火栓。 |
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豊岡市は日本で最後の野生コウノトリの生息地。そこで市立コウノトリ文化館(左)に行ってみた。上のコウノトリは、文化館に行こうとしたときにどこからか飛んできて上空を横切った。 もう1羽(下左)は飛んできて塔の上にとまった、足環が見えるので放鳥されたものらしい。 普通は下右の写真のように、ケージの中で飼育されているコウノトリ(下右)を見ることになるのだが、風切羽を切られていて飛べないために金網がないので、間近でしっかり見ることができる。金網で囲まれた佐渡のトキよりもずっと見やすかった。 |
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旧・城崎町(きのさきちょう・城崎郡) | |
撮影:県道9号線から文芸館への丁字路/2018.11 1996年開館の「城崎文芸館」への案内板を兼ねた単色カラー盤。「文芸館」の文字の上にある矢印の方向に「文芸館」がある。 街中を流れる大谿川に架かる太鼓橋の上で、川面を眺めているのだろうか、一人佇む浴衣姿の若い女性が描かれている。外湯めぐりの途中なのか、手には湯桶を持っている。女性の髪型からいって明治から大正にかけてかな。川端の町の木「シダレヤナギ」は今も変わりないが、橋の上にいるのはスマホ片手の観光客で、こんなしっとりした風情は望めそうにない。 |
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上と同デザインだが、蓋の上下が逆になっている。 |
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大谿川に架かる太鼓橋とサクラが描かれた汚水用マンホール蓋。 |
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上と同デザインの小型盤。 |
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旧・竹野町(たけのちょう・城崎郡) | |
撮影:豊岡市竹野町竹野/2018.11 江戸時代に北前船の寄港地として栄え賑わった竹野の蓋のデザインは、荒波の中を進む北前船。 |
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旧・日高町(ひだかちょう・城崎郡) | |
撮影:豊岡市日高町祢布《にょう》/2018.12 日高町の但馬国府寺跡で出土した軒丸瓦と軒平瓦の模様が描かれている汚水用マンホール蓋。 調べてみたら軒平瓦が軒丸瓦を囲んでいるデザインだった。マウスのポインタを重ねると、軒丸瓦を赤、軒平瓦を黄色に着色した画像が表示される。 |
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円山川水系支流の稲葉川に流入する阿瀬川の最奥部「阿瀬渓谷」は、紅葉とヤマメで知られるそうだ。中央円内には渓谷の風景とヤマメ、周囲には旧日高町の町の木でもあった「モミジ」が描かれている三方処理区の汚水用マンホール蓋。 |
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上と同デザインの小型盤。 |
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旧日高町は豊岡市の中でも滝が多い地区のようだ。ネット画像を探してみると、どうも十戸の滝というのがこの滝に近いような気がするが定かではない。 右側にサクラが描かれているが、旧日高町の花は「ツツジ」と「シャクナゲ」とのこと。 |
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神鍋高原にはウサギがたくさんいるのだろうか。この蓋を撮りにいったときも、路上で往生しているウサギを見た。 この蓋のウサギは高原を元気に走り回っているようだ。周囲には雪の結晶。神鍋高原にはスキー場が複数あるようだ。 |
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旧・出石町(いずしちょう・出石郡) | |
撮影:「辰鼓楼」付近/2011.8 但馬の小京都と呼ばれている出石町。そのシンボルともいえる「辰鼓楼」と旧・町の花の「テッセン」が描かれている。 ちなみに、時計が設置されているこの面は北に向いているので、ライトアップでもしないかぎりこの影のつきかたはなさそうだ。 下左は「辰鼓楼」。下右は蓋があった場所。 |
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▼上の無彩色盤 |
▼同デザインの小型盤。 |
出石といえば皿そば。 ということなので、どんなものなのか正体も知らずに食べに行った。 新潟のへぎそば1玉くらいのそばの乗った皿が5枚運ばれてきた。とろろと薬味と生卵がついていた。 足りなければ1皿ずつ追加できるシステムで、食べ終わった皿を重ねて箸を立てた高さになれば一人前とのことだったが、1皿130円とちょっと割高感があった。 |
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出石の蓋で一番カラフルなのがこの消火栓。「辰鼓楼」と町の木「モミジ」が描かれている。 |
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「辰鼓楼」と町の木「モミジ」が描かれた仕切弁の蓋。 |
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電気の蓋2種。デザインは同じで、丸型は「辰鼓楼」を中心に丸く切り抜いた感じ。 |
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旧・但東町(たんとうちょう・出石郡) | |
撮影:但東町矢根の「矢根」交差点付近/2011.8 町の花「ミツバツツジ」、日本地図に但東町の場所を示すクロスの印と「E135°N35°30'」の文字。 但東町は丹後ちりめんの産地であり、野菜栽培やブロイラーの飼育が盛んとのこと。また、「日本・モンゴル民族博物館」や「ぬるぬる」温泉として知られる「シルク温泉」などがある。 |
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