北海道 和寒町(わっさむちょう・上川郡)
和寒町マンホール

撮影:和寒町市街地/2010.8

図案は町の木「ニレ」。和寒という地名はオヒョウニレのアイヌ語から来ているそうだ。和寒の市街地にはこの蓋がたくさんあったが、最初のうちは錆の浮き出たもの(MouseOver)しか見つからなかった。市街地の外れの新しめの住宅が建っているところには、比較的新しい蓋が並んでいた。ほかに町の花「カタクリ」が描かれた蓋があるようなのだが、残念ながら見つけられなかった。

下の写真は町の商工会の建物。幟には「全日本玉入れ選手権」とあり、玄関の屋根にはカラフルな玉入れのカゴが並んでいた。和寒町は「競技玉入れ」発祥の地で、全日本玉入れ協会(AJTA)の本部があるのだそうだ。

撮影:和寒町役場前の歩道/2018.7

マンホールカードに記された座標の蓋。8年前に撮った蓋とは仕様が異なっている。

 ■ 和寒町マンホールカードA ■ 取得:2018.7 和寒町役場
【デザインの由来】(マンホールカード裏面の文章)
ニレの木を清涼感あふれるタッチで描いた雨水桝用のマンホール蓋です。町名の和寒(わっさむ)はアイヌ語のワットサムから転じたもので、「ニレの木の傍ら」という意味を持ちます。なぜそう呼ばれたかというと、この地が元来、ニレの群生地であったためで、昔は「和寒」の代わりに「輪寒」や「和参」の字が使われたこともありました。今でも町のいたるところで目にするニレの木は、1990年(平成2年)、和寒町の開基90周年・開村75周年を記念し、町の木に制定されました。ニレは「自然の恵み野」のシンボルであり、町のくらしに欠かせない存在となっています。

撮影:和寒町役場前の歩道/2018.7

図案は町の花「カタクリ」。

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