北海道 剣淵町(けんぶちちょう・上川郡)
剣淵町マンホール

撮影:道道984号線の歩道/2010.8

剣淵町が絵本を題材にまちづくりを始めたのが昭和63年。町にある「絵本の館」は世界中の絵本、約45,000冊を収蔵しているそうだ。

ところで、奥にある建物は現在の「絵本の館」とは外観が異なる。平成 3 年の開館当初は木造の旧役場庁舎を改装して使用していたそうなので、その当時の建物かもしれない。

※絵本の館の中に、旧絵本の館の簡単な模型(下の写真)が展示されていた。(2018年6月撮影)

剣淵町マンホール

撮影:道道984号線沿いの車道/2010.8

上の無彩色盤と旧絵本の館の簡単な模型。(2018年7月)

剣淵町マンホール

撮影:剣淵駅付近/2018.7

上の蓋とほぼ同じデザインだが、「えほん」がひらがな、クジラ型の飛行船がなく、旧絵本の館の上の雲も描かれていない蓋。こちらの蓋のほうが古いのか、樹脂の剥離が激しい。

剣淵町マンホール

撮影:富山県射水市のカモンパーク新湊/2017.8

2017年6月生まれの新しい蓋。姉妹都市の射水市と贈呈しあったらしい。射水市ではこの蓋と射水市のカラー盤が並べて設置されている。

「剣淵温泉レークサイド桜岡」と「剣淵町絵本の館」を背景に、絵本を手にした剣淵町キャンペーンガールの「ぷっちーな」、ビバアルパカ牧場のアルパカが描かれている。地元剣淵町では剣淵商工会前の交差点歩道に置かれているそうだ。(下の段の蓋)

剣淵町の変化に応じた新しいデザインだが、個人的には以前の蓋の牧歌的なデザインのほうが好みだ。

剣淵町マンホール

撮影:剣淵商工会付近/2018.7

上と同じ蓋で、実際に剣淵町の歩道に設置されているもの。下は「絵本の館」内の展示盤。

▼剣淵温泉レークサイド桜岡
▼絵本の館の中庭
 ■ 剣淵町マンホールカードA ■ 取得:2018.7 絵本の館
剣淵町マンホール剣淵町マンホール 【デザインの由来】(マンホールカード裏面の文章)
「絵本の里」剣淵町らしさが溢れるデザインです。上部に描かれているのは、約40,000冊の絵本のほか原画などを収蔵する「絵本の館」(右上)と、鮮やかな自然に包まれた温泉施設「レークサイド桜岡」(左上)。そして、町のキャンペンガールである「ぷっちーな」が牧場のアルパカたちと一緒に絵本を読む様子が可愛らしく表現されています。ぷっちーなは胸にピンクのハート模様があり、それに触れると幸せが訪れるという噂の持ち主。絵本の里に憧れを抱き、はるばる南米ペルーからやってきました。剣淵町は2007年、北海道で最初にアルパカの飼育を始めた町としても知られています。
剣淵町マンホール

撮影:剣淵商工会付近/2018.7

上の蓋と同時期に作られた、剣淵町キャンペーンガールの「ぷっちーな」を描いた蓋。ピンク色の蓋はよく目立つ。

周囲に「KEMBUCHI TOWN」と「絵本の里けんぶち」の文字。本の形の枠内には「Kembuchi Campaign girl/Ariel petit Santa Rosa De Lima」と書かれている。大きめの文字はぷっちーなの本名「アリエル・プチ・サンタ・ロサ・デ・リマ」とのこと。

剣淵町マンホール

撮影:西原郵便局付近/2018.7

西原地区の農集排の蓋。

開いた本の上にあるのは西原地区にある「剣渕西原学園」。空には公共下水道の蓋と同様にクジラ型の飛行船が浮かんでいる。

 旭川土木現業所(あさひかわどぼくげんぎょうしょ)
剣淵町マンホール

撮影:道道984号線の歩道/2010.8

旭川土木現業所の蓋。

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