群馬県 吉岡町(よしおかまち・北群馬郡)
吉岡町マンホール

撮影:吉岡町役場前/2010.9

群馬県がこけしの一大産地であることは全く知らなかった。そのこけしと特産物のブドウを描いたマンホール蓋。

小倉地区を中心にぶどうが栽培され、8月上旬から10月中旬にかけてぶどう狩りが楽しめ、直売もされている。

画像にカーソルを重ねると、「吉岡町役場」の玄関前に展示してあったカラー盤が見られる。(見本盤を別ウィンドウで表示)

 ■ 吉岡町マンホールカードA ■ 取得:2020.8 吉岡町役場上下水道課
吉岡町マンホール吉岡町マンホール 【デザインの由来】(マンホールカード裏面の文章)
吉岡町の特産物である「ぶどう」と民芸品である「こけし」をデザイン化し、1996年から採用しているマンホール蓋です。「ぶどう」は、町の小倉地区において、昭和30年代に耕土が浅く傾斜が強い地の利を活かして、稲や麦の作付けから転換して栽培されてきました。太陽の光をいっぱい浴びて育ったぶどうは直売もされており、糖度が高く美味しいと定評です。また、町内で生産される「こけし」は近代こけしと呼ばれる創作こけしで、伝統工芸の技術を継承し地域の活性化を促してきた立役者です。全ての工程を手作業で行い、個性あふれる「こけし」となっています。

2020年8月撮影の展示板。マンホールカードの座標の蓋になっている。

左の町役場玄関の画像は2010年9月に撮ったもの。遠目でも展示板の色が違って見える。10年も経っているので、だいぶ変色している。

吉岡町マンホール

撮影:吉岡町南下/2010.2

上と同デザインの小型盤。

吉岡町マンホール

撮影:吉岡町小倉《おぐら》/2010.2

小倉地区の農集排の蓋。「小倉ぶどう郷」には23軒のぶどう園がある。滝は小倉地区の南を流れる滝沢川の最上流、吉岡町上野田船尾山西北端にあり、60余メートルの断崖を落下する「船尾滝」と思われる。

吉岡町マンホール

撮影:吉岡町小倉《おぐら》/2020.12

上と同デザインで仕様が異なる小倉地区の農集排の蓋。

吉岡町マンホール

撮影:吉岡町小倉《おぐら》/2020.12

上と同デザインで同仕様の農集排の親子蓋。親蓋は細かい亀甲模様。

撮影:吉岡町北下/2010.9

吉岡町の木「イチョウ」と町の花「キク」と町の鳥「ヒバリ」を描いた北下《きたしも》・南下《みなみしも》地区の農集排の蓋。稲も描かれている。

撮影:吉岡町南下/2022.3

上と同デザイン同仕様の子蓋を収めた北下・南下地区農集排の親子蓋。

撮影:吉岡町上野田《かみのだ》/2020.12

上野田地区の農集排の蓋。中央の円の中は「船尾滝」、その外側に「榛名山・小野子山・子持山・赤城山」、外周に桑の葉が描かれているようだ。

2020年12月に、吉岡町から見える山の写真を撮ってみた。北陸に大雪をもたらした雪雲が群馬県にも押し寄せて、榛名山以外は一部が雲に覆われてしまい、形がはっきりしない部分もあるが、蓋の山は実際に上野田地区から見え、結構写実的に描かれていることがわかった。

下の画像は、左から吉岡町の西にある「榛名山」、北にある「小野子山と子持山」、東にある「赤城山」。(同一地点から撮影)

 

撮影:吉岡町上野田《かみのだ》/2020.12

中央に町章が入った農集排の小型盤。

撮影:吉岡町上野田《かみのだ》/2020.12

地模様が異なる農集排の小型盤。

撮影:吉岡町小倉付近/2010.2

吉岡町の町章が入った制水弁。町の木は「イチョウで」、描かれているのはイチョウの葉と実。

ページの先頭へ 路上の美術館トップへ
inserted by FC2 system