福島県 相馬市(そうまし)
相馬市マンホール

撮影:千客万来館/2020.9

マンホールカードに掲載された蓋。

マンホールカードの説明書きによると、国の重要無形民俗文化財に指定されている祭礼「相馬野馬追」は、中村城跡で行われる出陣式の後、総大将を擁する宇多郷の騎馬武者が大手門から市内に繰り出して市内を一巡、戦国時代絵巻を繰りひろげるとのこと。 蓋のデザインは、東日本大震災の年に出陣した総大将お繰り出しをモデルとしたそうだ。上部に「総大将出陣」の文字。下部の「相馬野馬追」と「相馬市」の間にあるのは相馬氏の家紋「九曜」。

「相馬野馬追」は神事であることから踏みつける行為を避けるために路上には設置せず、「千客万来館」での展示のみ。

 ■ 相馬市マンホールカードA ■ 取得:2020.9 相馬市千客万来館
相馬市マンホール相馬市マンホール 【デザインの由来】(マンホールカード裏面の文章)
国の重要無形民俗文化財に指定されている「相馬野馬追」は、一千有余年の歴史を誇る祭礼で、相馬中村藩主である相馬家の当主が中心となって開催されます。中村城跡で行われる出陣式では、総大将の訓示に続き、相馬の軍歌といわれる「相馬流れ山」を斉唱します。総大将を擁する宇多郷の騎馬武者は、陣螺と陣太鼓の音を合図に大手門から繰り出し、市内を一巡して戦国時代絵巻を繰りひろげます。本デザイン蓋は、東日本大震災の年に出陣した総大将お繰り出しをモデルとしました。「相馬野馬追」は神事であることから踏みつける行為を避けるため、路上には設置せず「千客万来館」に展示中です。
相馬市マンホール

撮影:相馬駅前/2012.8

四季の花、サクラ、ハマナス、キキョウ、サザンカ。

相馬市マンホール

撮影:千客万来館の東方/2020.9

上と同デザインの無彩色盤。カラー盤とは仕様が異なり、左右にナンバー枠がある。

相馬市マンホール

撮影:中村城跡のお濠付近/2020.9

幅広の枠がついたパターン柄のマンホール蓋。中央に市章。

 相馬地方広域水道企業団(そうまちほうこういきすいどうきぎょうだん)
相馬市マンホール

撮影:東邦銀行相馬支店前/2012.8

相馬市、南相馬市鹿島区、新地町に水道水を供給する「相馬地方広域水道企業団」の消火栓の蓋。描かれているのはウメとマツとウグイスと思われる。下部に「相馬地方広域水道企業団」のマーク。

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