山梨県 小菅村(こすげむら・北都留郡)
小菅村マンホール

撮影:小菅村役場付近/2011.9

村で盛んに養殖されている「ヤマメ」と「ミツバツツジ」の花が描かれている、特定環境保全公共下水道の蓋。

小菅村は国道139号線で大月につながっているが、松姫峠を中心に九十九折りの山道が続き、バスも通っていない。また、市外局番も0428と、東京都の奥多摩町と同じ。山梨県であっても東京都の一番奥といってもいいくらいの村。

ヤマメ(Oncorhynchus masou masou)は、サケ目サケ科に属する魚であるサクラマスの陸封型で、降海せずに一生を河川の上流域(北に行くほど標高が低い地域でも生息する)で過ごす魚。北海道から九州まで生息するが、近年は遊漁のための放流が盛んで、天然物は数が少なくなっている。

小菅村のほかに蓋にヤマメを採用しているのは、同じ山梨県の身延町(旧・下部町)や群馬県の嬬恋村がある。

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