東京都 大田区(おおたく)
大田区マンホール

撮影:大田区田園調布本町/2011.12

六郷用水は、武蔵国多摩郡和泉村で多摩川の水を引き、世田谷領と六郷領に農業用水として水を供給した用水路。現在の地名で言えば、狛江市〜世田谷区〜大田区に当たる。

1597年から14年かけて開削したというから、開通は1611年ということになる。江戸時代の中頃には荒れてしまったそうだが、1725年に改修。 1945年に廃止されたが、一部は再現されて遊歩道が整備されている。

左はその遊歩道。中原街道「丸子橋」交差点の下辺りから始まって、沼部駅付近までは水路、鵜の木駅付近までは暗渠となって遊歩道として利用されている。
大田区マンホール

撮影:大田区田園調布本町/2011.12

こちらの蓋は沼部駅と鵜の木駅の中間辺りにあったもの。上の蓋とは少し仕様が異なっている。

大田区マンホール

撮影:大田区田園調布本町/2011.12

こちらの蓋は上の蓋と同じ仕様だが、柄と開閉用の穴の関係が異なっている。プリントのような造りなので、この辺りがアバウトなのだろうか。色が濃いが、こちらが本来の色なのかもしれない。

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