静岡県 御殿場市(ごてんばし) | |
マンホールカードに記載された座標の蓋。 富士山を背景に、御殿場線が東海道線だったころに走っていた蒸気機関車が勾配のきつい坂を力強く上ってくる。機関車の前部ナンバープレートにはD52の文字。太平洋戦争中の昭和18年から昭和21年にかけて製造された機関車だそうだ。サクラは御殿場市の市の花「富士桜」。 画像にマウスポインタを重ねると、御殿場浄化センターで撮影した展示盤(別ウィンドウで表示)に切り替わる。 |
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■ 御殿場市マンホールカードA ■ 取得:2022.12 | |
【デザインの由来】(マンホールカード裏面の文章) 富士の麓の高原都市 御殿場市では、周辺よりやや遅い4月上旬に、市の花フジザクラをはじめとした桜が咲き誇り、まさにマンホールの図柄と同様の、富士山と桜の共演を市内各所で楽しむことができます。また、富士山御殿場口からの富士登山は最長ルートではあるものの、毎年たくさん登山客が訪れます。その登山客も利用するJR御殿場線では、1944年から25年間SL「D52」が活躍していました。今では御殿場駅前ポッポ広場にて、行き交う人々を見守っています。マンホールの中心には、1955年に誕生した御殿場市の幕開けの象徴として、このD52が描かれています。 |
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蒸気機関車の輪郭の一部も緑色になっていて、線路の敷石が茶色に塗装されているカラーマンホール蓋。仕様も異なる。下はこの蓋があった場所。 |
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撮影:御殿場市東田中「二の岡フーヅ」付近/2009.11 上とは仕様が異なる無彩色盤と、ポッポ広場のD52。 |
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撮影:御殿場市東田中/2022.12 上と同デザイン同仕様の子蓋を収めた親子蓋。親蓋は亀甲模様。 |
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上のものと同じデザインで約40cm径の汚水用の小型盤。「ごてんば」と「おすい」の文字が入っている。 「二の岡フーヅ」は手作りをモットーとしているハム屋さん。 |
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撮影:御殿場市東田中「二の岡フーヅ」付近/2009.11 同じデザインでさらに小さい直径20cmの鋳鉄製のハンドホールの蓋。 |
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撮影:東田中の「手打ちそば金太郎」付近/2009.11 すぐ上のものと同じ、直径20cmの白い樹脂製ハンドホールの蓋。 |
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市役所と御殿場浄化センター(ごてんばじょうかせんたー)の展示盤 | |
撮影:市役所玄関と御殿場浄化センター/2022.12 御殿場市役所に行ってみたら、玄関に展示板があった。ただ、展示板の2箇所にラミネートされたものが貼ってあった。左上のは小学生が作った浄化センター新聞。右下のは御殿場市の蓋いろいろ。しっかり貼ってあってはがせそうにないのでそのまま撮影。 ちょっとがっかりして御殿場市竈《かまど》359にある浄化センターに行ってみた。こちらは展示盤のみが玄関に置かれていたが、マンホールカードに載せられた蓋と同じ仕様。(盤面をクリックすると別ウィンドウで拡大表示) |
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御殿場市清後・山之尻地区農業集落排水の蓋。富士山と田園風景を背景にカカシとカラスと稲穂が描かれている。2018年2月に撮影した蓋に小石が入っていたので差し替えた。 富士山東麓の裾野の標高600〜400m辺りは、富士山のイメージからは想像できなかった水田地帯が広がる。 |
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撮影:御殿場市清後/2022.12 上と同デザインだが仕様が異なる子蓋を収めた親子蓋。下部左の文字も「農集」ではなく「集排」になっている。 |
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上と同デザインの小型盤。 |
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撮影:御殿場市東田中「二の岡フーヅ」付近/2009.11 直径20cmの仕切弁。「150」は水道管の直径。 富士山の前で踊っているのは市の鳥「クロツグミ」ということだが、全身真っ黒なことと(クロツグミは下面が白くて脇に黒点があり、くちばしと目の周りは黄色)とくちばしが大きいことから、どう見てもカラスにしか見えない。それでも、「GOTEMBA CITY」の文字の残りの部分の鳥の足跡はとてもかわいらしい。 |
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撮影:御殿場市東田中「二の岡フーヅ」付近/2009.11 消火栓。中央に消火栓の文字と、富士山と箱根外輪山をGの形にした御殿場市の市章。「消火栓」の文字のデザインは神奈川県横浜市のものとよく似ている。 |
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