長野県 小川村(おがわむら・上水内郡) | |
撮影:アルペンドーム付近/2012.9 村の北部にある「小川天文台」が描かれている。星空を飛んでいる蒸気機関車の出所は不明。 小川村の面積は58.07km²と、東京都世田谷区とほぼ同じ面積なのだが、世田谷区の小学校が公立だけで68校あるのに対して、小学校、中学校とも1校ずつあるのみ。人口も40年前の半分になってしまっているうえに、老齢化も進んでいるようだ。 |
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▼蓋に描かれている天文台。 |
▼天文台の横にはプラネタリウムもある。 |
左は、天文台と蓋を撮ったアルペンドームの間にあった「高山寺」の風景。 ここの三重塔は、北信では唯一で、長野県にある12の塔の中で最も古いものだそうだ。創建は1195年というから鎌倉幕府ができてすぐのころ。現在の塔は1694年に修復されたもの。 |
鎌倉時代の修復がどの程度のものかはわからないが、垂木や肘木や桝の組み方はなかなかのもの。 地震国日本にあっても塔は倒壊することが少ないそうだが、その秘密のひとつは釘を使わずに木を組み上げた柔構造とのこと。昔の技術ってすごい。 |
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