千葉県 木更津市(きさらづし)
木更津市マンホール

撮影:木更津駅前の歩道上/2010.3

市内にある浄土真宗本願寺派「證誠寺」に伝わる伝説『狸囃子』を元に作られた童謡『証城寺の狸囃子』をデザインしたデザインマンホールカラー盤。

 

 ■ 木更津市マンホールカードA ■ 取得:2020.2 木更津市観光案内所
木更津市マンホール木更津市マンホール 【デザインの由来】(マンホールカード裏面の文章)
木更津市のマンホール蓋は、童謡「証城寺の狸ばやし」でおなじみの歌詞と狸の親子のデザインを平成元年から採用しています。この童謡は、野口雨情が、證誠寺に伝わる「狸ばやしの伝説」を元に作詞し、中山晋平が曲を付け、大正14年に「証城寺の狸ばやし」として誕生しました。現在では、子供たちによる「證誠寺の狸祭り」が開催されるとともに木更津駅の発車メロディにも使われています。また、駅みなと口周辺には、「たぬき」を逆さまにした「きぬ太」くんのオブジェや、木更津市のマスコットキャラクター「きさポン」がマイクを持って歌うマンホール蓋もありますので併せてご覧下さい。
木更津市マンホール

撮影:木更津駅前/2010.3

上と同じデザインの無彩色盤。上の木更津駅前のモニュメントのタヌキの名前は「きぬ太くん」。名前の由来? ヒントは逆立ち。

木更津市マンホール

撮影:木更津駅前/2020.2

上の「きぬ太くん」の脇に敷設されたカラーシール盤。「きぬ太くん」が、2012年7月生まれの木更津市のキャラクター「きさポン」に代わっている。

狸といえば、群馬県館林市の蓋も分福茶釜が「ぽんちゃん」に代わっている。木更津市のマンホールカードには蓋の設置開始が1989年と書いてあるが、和暦だと昭和64年/平成元年である。昭和は遠くなりにけり……か。

撮影:木更津駅前の「きぬ太くん」/2020.2

マンホールカードの蓋を探したが分からず、代わりに撮ったのが上のカラーシール盤。付近にあるカラー盤は、いずれも用途が書かれていない合流用の蓋だった。ちょっと狸に化かされた感じ。

写真で分かるように晴天だったので、蓋はきれいに撮れたけれど、シール盤にありがちな図柄とベースの蓋の向きが合っていない点が残念。

【タヌキ】 哺乳綱食肉目イヌ科タヌキ属タヌキ

タヌキは野生の動物の中では比較的身近な存在だが、見かけるのは路上で昇天した個体が多い。臆病な性格で車のライトで足がすくんでしまうのかもしれない。

その顔つきが具体的にどうだったかはあまりよく知らなかった。パンダのように目の周りが黒いのか、はたまたギャングの黒マスクのように左右がつながっているのか……。実際はどちらでもなく、両の目の周りから頬にかけてが黒いのだった。アライグマの顔も似ているが、アライグマの場合は目の上の白っぽい部分が細くて眉のように見える。

木更津市マンホール

撮影:「木更津駅前」交差点付近/2010.3

二分割合流用。中央に、「木」と港を表す円弧を組み合わせた市章。

木更津市マンホール

撮影:木更津市高柳/2010.3

市章が入った消火栓。

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